2001.8.2 更新

2001.2.16(金) 肝臓と怒りとうこん

今までのホテルを引き払った。チェックアウトの間、カウンターを見てると利用者は受験生や女性が多いみたい。ひとりの女性が「追加料金1,500円です」と言われてちょっとうろたえ、「なんの料金ですか?」「えーと、電話料金です」。は〜?? 電話壊れてて、部屋からはかけられないのに〜。彼女も絶句してると、「あ、失礼しました。1,500円のお返しでした」。油断も隙も……。会計装置も壊れてるとかで、領収書も手書きなのだった。ホテル・ウィング・インターナショナルとかいうホテルであった。

今日からちょっと高いホテル♪ ベルボーイさんが荷物を運んでくれるし、ちょっと部屋が広くて、ホッとする。東京、銀座、有楽町も歩いていける。ダンナが横浜で飲み会なので、駅まで散歩がてら送る。道すがら、わしたショップを発見! 沖縄の物産を売ってるお店なのだ。沖縄がなつかししくって入ってみたら、ペットボトル入りのうこん茶を発見。うこんは肝臓にいいのだ。1本120円くらいだし、買っちゃお! うこんのティーバッグも買っちゃったよ!

そういえば、肝臓って怒りを溜める臓器だっけ? 怒りを溜めすぎて、こんなことになったのかなぁ。幼いときから、「怒りは悪いもの」と思って、表に出さずに来たのだ。自分でも自分は怒らない人間だと思いこんでいた。「怒らない」じゃなくて、目を背けて表現しなかっただけ。溜めてきただけなんだけどね。

友だちが2人来てくれて、ホテルのレストランで晩ご飯。一人がステーキを頼んだ。出てきたステーキはちいちゃ〜い! 一口で食べられちゃいそうだよ! まぁ、そりゃ大げさだけど。ちょっと食べさせてもらった。やわらか〜い!! さすが日本のステーキだ〜。

女3人、おしゃべりに花が咲く。じゃーまたね〜、と友だちを見送るともう午後11時半!! こんな夜中に女性が一人で帰宅できるなんて〜。日本って安全なんだなぁって思ったのでした。

目次に戻る


2001.2.18(日)ダスビ本番

池袋の東京芸術劇場大ホールで、アマチュア・オーケストラ「ダスビダーニャ」の第8回定期演奏会本番。実はダンナ、この日に合わせて帰国日程を組んだのだ。第1回からかかさず乗ってきたのに、去年は1週間の差で渡米して、初めて演奏を断念。ことしも弾けないけど、絶対に聴くぞと決めてきたんだね。

池袋の庄屋でお昼ご飯を食べる。あ〜、米の飯がおいし〜!! もう白米のおいしさには感動してばかり。やっぱお米が違うのかね〜??

そして楽屋に入り込む。ステージ・リハーサル中で、少数しかいないけど、懐かしい顔とお話をする。ミテがこんなに懐かしいのだから、ダンナはもっと嬉しいんだろうな〜。リハーサルが終わってみんなが楽屋に来ると、「やぁ!」「元気だった〜!!」。うれしー! こういうのって、すごくうれしいなぁ。

そして演奏。今年の目玉は合唱付きの「ステンカ・ラージンの処刑」。作詞はバルチモアとヒューストンで会ったエフゲニー・エフトシェンコ。ドキドキしながら、エフトシェンコと話した日々が甦る! いつもながら、オケは気合い十分。今回のために募集した合唱もすばらしくて、もうもう感激して聴いてた。でも、この大作と、やはり大作の交響曲12番との組み合わせは、おなかいっぱいって感じ! 弾く方もだろうけど、聴く方も体力がいるよ〜。

ダンナはいそいそとレセプション(打ち上げ)に。ミテは安静を保つため、一人で帰る。だって、このオケのレセプションはテンションが高いから、消耗しちゃうのだ……(^◇^;)。丸の内線銀座駅に回転寿司のお店を見つけて、ひとりで晩ご飯。なかなかおいしかったよ〜♪

目次に戻る


2001.2.19(月)再検査

東京の病院で肝臓の再検査。9時前に到着して、12時半ごろ終わった。待ち時間が長いね〜。数値も下がっていて、無罪放免。原因は依然として不明。風邪のせいか、別の感染か、薬のせいか。「風邪薬で肝臓にダメージがくる体質なのかもしれません」とお医者さん。とても親切で丁寧な説明をしてくれた。これからはむやみに薬を飲むのはやめようっと! 必ずオーリング・テスト(筋反射テスト)をすべきだね。

しばらくお酒はひかえて、静かにしててね、ということでした。

気がかりがなくなったので、秋葉原をうろうろして(知り合いに会ってしまった!)、夜は宴会へ。池袋の新珍奇(餃子のおいしい中華)に、オケの友だちが集合。昨日の今日だけど、集まってくれて楽しかった〜。1年会わなかったなんてウソみたい。いっつもそばにいたみたいな気分になっちゃう。

このお店、将棋の宮田七段が教えてくれたお店なの。小さくて汚いけど、おいしくっていろんな人に紹介してる。そしたら店のご主人がミテのこと、オボロゲに覚えててくれたの。「あ、そーか! 宮田先生の知り合いか〜! 言ってくれたらよかったのに……」。こういうのもとってもうれしくて、るんるん。

池袋の駅で解散。ダンナが「アメリカではハグするんだ」と言って、みんなとハグして別れた。ミテはしらふ。みんなは酔ってた? まぁ、でも。いいなぁ、ハグって。あったかいね、友だちだねって感じがする。

目次に戻る


2001.2.21(水)再びアメリカへ

ホテルからリムジンバスで成田空港へ。アメリカにいるとアメリカ生活が気に入ってるのに、リムジンの車中ではなぜか気が重かった。アメリカだから? お休みから日常に戻るから?

すぐに機内食が出るのに、空港で北海丼を見かけたので食べてしまう。アメリカにだってあるけど、やっぱ日本で食べたいよね〜。

成田空港は行列が多くて大変という印象。いつも混んでるし……。

夜を飛行中、スチュワーデスさんがオーロラが見えると教えてくれた。白い、薄いカーテンが2列空に掛かっていた。これが〜、オーロラか〜!! でも、さすがにデジカメじゃ〜、なんも写らなかった。残念!

成田を午前11時に発って、JFKに同じ日の午前9時15分に着く。魔法みたいね。1日得した。またもやダンナのI-94 (米国入国記録カード)の滞在期限を係官が2009年と書いた(ビザは2002年までだが、このまま出国しなければ、2009年まで合法的に滞在できる)。なんと2度目! なんか意味があるのかなぁ。ちなみにミテのはちゃんと2002年まで。け。

ミツワで買い物して帰る。

目次に戻る


2001.2.24(土)時差ボケ

あ〜、ボケボケで眠い〜。ずっと家でごろごろして、本を読んでた。だるいし〜、睡眠時間がずれてるし〜。日本では本が定価なのが嬉しくて(こっちは定価の1.5倍)、たくさん本を仕入れてきた。「神との友情」がいい。

木曜日に雪が積もったので、ロアンタカの池まで見物に行く。スキーをしてる人がいた。

目次に戻る


2001.2.26(月)メール相談の意義?

久々にメールに復帰。iBook 、せっかく持っていったけど、結局日本では使わなかったなぁ。筋反射テストを信頼すべきだった。

楽しみにしてたメルマガが終わってしまった。出していたのはヒーラーさん。その最終巻にメールや手紙のやりとりだけでは、深いヒーリングは起こらないと書いていた。日本でいろんな人に会って、実はそんなことを考えていた。

そんじゃあ、メール相談は役に立たない? やめちゃう? いや〜、やめることはないだろうけど……。

MAPをした。そのとき、「他人に悪く思われたっていいじゃん」って思った(というか、声がしたというか)。そうだよね〜。いろんな考え方の人がいるんだから、すべての人の気に入られるわけはないし。気にする必要ないじゃん。

そっか。メルマガの彼女は「深く相手を知らなければ、深いヒーリングは起こらない」と言った。でも、必ずしも深いヒーリングじゃなくていい。時期が来てない人には、なにをやっても深いヒーリングは起こらないのだし、浅いヒーリングが「ジャブ、ジャブ」とやってきて、あるとき深いヒーリングが「ストレートォっ!」と炸裂する、それでいいんじゃないかな。

そんな気分になったから、やっぱりメール相談は続ける。ただ、ひとり、理屈ではなく、どうしても共感できない人がいて悩んでる。悪いけど、お断りしようかな。

目次に戻る


2001.2.28(水)だめじゃ、ない!

日本滞在中、何回か、だめだ〜っと観念したことがあった。お金をなくした! キャッシュカードをなくした! 肝臓が悪くなって帰れない〜! でも、全部うまいこと転んだ。人生って、もっと安心してていいんだ……、と思う。

実は「お酒飲もうね」って誘われてたんだけど、こっちではそんなに飲んでないので心配だった。そしたら肝炎にかかって、飲まずにすんだ。

人混みに出るのはいやだなぁと思ってたら、安静命令が出たので、静かにすごすことができた。

風邪で寝てた時は、ホテルの電話が壊れてたので、「メールしなくちゃ」って焦らずにすんだ。なんかすごいな〜。守られてるって感じ?

ある人が「いつも私は仲間外れ、無視される」と愚痴を言っていた。その人はいつもグチグチしてて、攻撃的で、一緒にいると不愉快なのだ。だから自然と足が遠のく。仲間外れになる原因は自分にあるのに、気づかないんだろうなぁ。かわいそうとは思うけど、まだミテはその人を受け入れられない。

次に進む 目次に戻る inserted by FC2 system