2001.6.7 更新

2001.4.1(日)マラ10

久しぶりのマンハッタン。旭屋書店、紀伊国屋書店をまわり、タワーレコードに行く。昼ご飯はさっぽろ。暖かいと油断したら、けっこう寒かった。

ヘボウ

エイブリーフィッシャーホール(リンカーン・センター)でマーラーの交響曲第10番。長い曲なので、集中力がもたない(^◇^;)。つかれた〜。でも、最後の2楽章はよかった! コンセルト・ヘボウ、指揮はシャイー。弦がとてもきれいだった。

ここではコートをあずけると2ドル。でも、演奏会場ってなぜかいつも肌寒いんだよね。スーツの男性はいいけど、肩など出したドレスの女性(ときどき見かける)は大丈夫かい?

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2001.4.2(月)自分が大切

例の「受け入れがたい人」にメールを出す。引き留めたいのか、矢継ぎ早にメールが届く。ふだんから、読むとむしょうに腹が立って、このままでは罵詈雑言も浴びせそうで限界。だから、メールのやりとりをやめたいのに、ますますしがみついて来るので、大噴火、大爆発を起こしそう(起こせばいいのに、セーブしちゃう……(^◇^;))。

春始動よけいなお世話じゃ、ぼけ〜っ! バカ野郎! 死んじまえっ! ……と言ってはイケナイ、と思ったのだ。言ってもよかった?? ここもまた悩むところ……。

その人は過去生について、誤解をしてる。前から気づいていたんだけど、本人が自力で気づくまで待った方がいいのか、と悩んで黙っていた(1回くらい指摘したけど)。でも、この際だから、はっきりと書くことにした。やっぱりこういうときには、指摘する方がいいのだろうか? いいような気がする。

それにしても無理や我慢はよくないな〜。受け入れられない、と気がついたときに、受け入れる努力をしようと思ったのだ。できるはずだ……と。できると思いたかったんだな。それで無理を重ねちゃった。結果、こんなに憎むことになるとは……。憎む、キライ、気持ち悪い……ネガティブな気持ちのオン・パレード。こういうものを抱えると消耗してしまう。また熱出るし。

これからは、もっと自分の気持ちに気を配る!

"Reaching to Heaven" のなかに、毎日、どんな考えに満たされてるか、という問いかけがあった。はっ(@_@)! メール相談に振り回されていないか? もっとこう書けばよかった〜とか、失敗した〜とか、心配ばっかりしてる!! そんなの楽しくない! いろいろと考え直すことが必要だな。

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2001.4.4(水)憤怒

「最後です」とその人からメールが来た。またもや頭に来て、眠れなくなった。ぺったぺたに壊してやりたいっという衝動がわきあがってくる。でも一方で「それが私か? 愛ならいまどうするか?」という問いもアタマの片隅にある。どうしろっていうじゃっ! 目のくらむような怒り。激怒というと、わっと燃え上がってすぐ消えるようなイメージだから、激怒じゃない。憤怒?

ちょっと伸びた芽考えまいとしても、襲いかかってくる怒り。もうたくさんだっ!

グレース、大天使ウリエル、大天使アリエル、たすけてくれ〜っと祈った。

すると「こんなに悩んでるなんて、エライじゃん」と言われた。そお? これでいいの? 「愛に照らして一生懸命考えて、セラピストらしいじゃん!」。え? そういえばそう? 小さな火花は残ったけど、潮が引くように嵐が去っていく。「相手が怒ったって、関係ないじゃん」とも……。まわりとは関係なく、自分でいること。回りに影響されないこと。

ありがとう、天使たち。ありがとう、グレース!

ローズクォーツを握った。手に汗をかいてびっしょり。でも、考えがまとまってきた。

FES のマリポサ・リリー(フラワーエッセンス)を飲んでいる。「愛と受け入れる心とを育てる。おおらかな母のエネルギーを高める」というものだ。おおらかな母?? そういう人を知らない。日本人には少ない? 小さいことにこだわって、こせこせ、ガミガミって人なら知ってる。程度の差はあるけれど……。大丈夫よって、ドーンとかまえてる人なんて会ったことない。「クッキング・パパ」の虹子さん、みたいな人のコトかな。でも、長く生きてきて、そういう人、一人くらいいたはずだ……。そーか! トリシアさん(前世療法の先生)! そう思ったら、泣きそうになった。

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2001.4.5(木)フレンズにER!

ロアンタカを散歩した。いいお天気。「おおらかな母」のようになるには、自分の母親を抱きしめなくちゃいけない、という気がする。もうできるかな? まだかな?

木立ち自分を大切にして栄養をあげないと、メールを書くにも悲観的なったり、いぢわるになってしまう。追い立てられるように毎日書くんじゃなくて、曜日を決めるとかしたほうがいいかも。義務感で書いてたら、つまんないもん。

老人が古い車に乗っている。いまの車に較べると、操作性も安全性も悪いだろう。事故を起こす危険の高い人が、事故しやすい車に乗ってるわけだ。いまの経済の仕組みではしょうがないのかもしれない。でも、歳とってお金のない人も安全な車に乗れるようになるといいな。

ドラマ「フレンズ」にER のロスとカーターがお医者役で出てた。ちょこちょこ、こういういたずら(?)をやってるのね。この前は「フレンズ」の中で、ジェイ・レノのレイト・ナイト・ショウにチャンドラーのおかあさんが出演してたし……。ジェイの髪が長くておかしかったな。

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2001.4.8(日)焼きそばパン

日系のスーパーマーケット「ミツワ」のちょっと北にFort Lee フォート・リーという町がある。マンハッタンの対岸で、日本人が多く住んでる。図書館にも日本語の本があるというので見に行った。そんなにたくさんではないが、たしかに日本語のコーナーがある。でも、われわれはカウンティ(郡)も違うし、借りられるのかな?

Fort Lee
Fort Lee。ハングルが目立つ。コリアンも多いのだ。

この図書館のそばに、日本人が経営する音楽スクールがある。今日はそこのヴァイオリンの先生のリサイタル。学校に放り込もうとたくらんでいるダンナに連れて行かれた。「どんな先生か、わかるだけでもいいでしょ?」と言葉巧み。それに答えて、思わず口をついて出た言葉が「だって、楽器の先生ってコワイんだもん(;_;)」。

そんなに怯えていたのか〜と思う。いままでオルガン、ピアノ、小唄(三味線)、ヴァイオリンの先生各1人に教わってきた。うーむ、確かにオルガンの先生をのぞいて、怖かった。コワイから練習しない。練習してかないから、更にコワイ……の悪循環。

今日の先生は……優しそう、かな。

リサイタル後、近所を歩いたらパン屋さんがあった。ケーキの札は英語日本語併記だから、日本人の経営? え〜、焼きそばパンがある! お店で食べることもできるので、さっそくクラム・チャウダーと焼きそばパンを試す。ワクワク……でも、あれ? 焼きそばの味が淡泊すぎるよ。もっとビッとソースの味がしたほうが好み。まぁ、今度はほかのパンも試してみようっと。

日曜日は夜7時からドラマ「女子アナ。」、10時から「おやじぃ。」。両方とも水野美紀が出てるので、こんぐらかることがある。でも、ぜんぜん違う性格を演じわけてるのよね〜。彼女、なかなか気に入ってる。

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2001.4.10(火)豚カツ

日系のスーパーマーケット「ミツワ」で豚カツ用の肉を仕入れ、初挑戦! 揚げ物は敬遠してきたから、ほんとに初めてなの。料理の本と首っ引きでやってみた。なんとー、意外にもおいしいものができるじゃないか! こんどは辛子を忘れないようにしよう。

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2001.4.11(水)つくし

一番近いスーパーKings (New Providence) まで歩いてみた。途中で、つくしを発見。日本でも見なくなったから、久しぶり〜! のろのろ歩いてたし、往復で80分もかかっちゃった。ジュースに牛乳にグレープフルーツに……と買って、ハッと気づく! 車じゃないから、手でもって帰らなくちゃ! しまった〜、あんまり水物を買うんじゃなかった。重たいじゃないか! すっかり忘れていたのだった。

歩いて買い物に行こうと思い始めて10日目くらい。これでも、「すぐやった」方。豚カツもやったし、生葉のミントティーも試してみたし、できるだけ「思い立ったら、すぐやる」を実行してる。

なんですぐできないのか。「決まったことをしてれば安全」という思いがある。高校では通常授業はまだよかったけど、文化祭とか運動会はいやだった。決まったこと以外をすると「余計なことして!」と親から叱られていたせいか?

「いまここに命がけ」も目標にしてる。皿を洗ってるときは、皿に集中する。掃除してるときは、ほこりに集中! できてるときもあるゾ!

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2001.4.13(金)Good Friday

今日はイースター(復活祭)の前のグッド・フライデー。キリストが十字架に架けられた日。会社、お休みかと思ってたら、直前になって出勤日だと判明。ちょっとがっかり。

家のそばにGreat Swamp (大湿地)という公園があるので、初めて行ってみた。ここらへんでは一番大きいかもしれない。入り口から狭い道を運転していくと、駐車場と管理事務所がある。駐車場はがらがら。犬の散歩禁止のせいか、人影がないのだ。この前、会社の人が「あそこはクマが出る」と言ったので、おっかなびっくり。20分ほどいて、帰ってきた。瞑想するにはいいかも。クマ……だいじょうぶかな〜(^◇^;)。

いろんなことを悪く悪くとる傾向がある。なんでだろう、と瞑想した。どうも期待を裏切られたときに備えているらしい。「××してあげる」という約束が果たされないときに備えて。なにかが失敗に終わったときに備えて……。前もって悪いことを予想しておけば、あとでダメージが少ない、ということらしい。子どものときにできた対処機構なのだろう……。もういらないんだけどな。

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2001.4.14(土)鹿と衝突!?

電車でマンハッタンに出かける。あちこちに黄色い花が咲いていて、目が覚めるようにキレイ。

いろんな種類の花だと思うけど、みんなみごとな黄色なの。ここの春は黄色で始まるという感じがする。

NYの街角に男性が座っていた。カードを抱えていて、「私はナバホです。アリゾナに帰りたい」と書いてあった。アリゾナ……カリフォルニア州の隣でアメリカの西の方。遠い。いつかアリゾナに行きたいと思ってるし、2ドル寄付した。

今日はリンカーン・センターで、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番。天才少女のピアニストだった。ちょっと線が細いかな? なぜかオケがピアノの音をわざと消すように猛るところがあって、ヘンだった。おーい、なにを張り切ってるの?? 今日も全曲を聴かず、ショスタコが終わったとこでホールをあとにする。でも、帰ってきたのは夜の11時。

駅から家にドライブ。暗い田舎道をうしろから追い上げてくる車がある。動物の飛び出しに備えて、こちらはゆっくり走っているんだけど、追い立てられるみたいでちょっとヤダ。ついちょっぴりスピードを上げる。でも、そろそろ左折だから……と速度をゆるめた瞬間、道の左手に鹿を発見。ハッと気づくと、右手からもう1頭、鹿が出てきて、まん前を横切っていた! ブレーキを踏むのを、なぜか一瞬ためらった。隣にいたダンナは「もうダメだ、ぶつかる〜っ(>_<)」とすごく怖かったみたい。事故にはならなかったけどね〜。いままでで一番やばかった。

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2001.4.15(日)正当な要求

お気に入りの日本食屋さんWASABIでお昼を食べる。セットについてくるはずのアイスクリームが来なかったので催促した。20ドルのクーポン券を渡したのに、勘定書についてないので、係りのおねえさんに言ったら、掌を返したように不機嫌になった。

なんだか傷ついた!

でもさ、正当な要求なんじゃん。きっといままでも、正当な要求をして、不当な扱いを受けたことがあるんだな。そのたびに「自分が悪かった」とちぢこまってきたのかもしれない。でも、ミテが悪いんじゃない……と気がついたら、気にならなくなった。

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