2001.8.12 更新

2001.6.1(金)ダンス

ダンナが車で会社に行ったので、ガレージの整理をする。なんだかんだとモノが多いなぁ。捨てなくても棚や引き出しに入れてすっきり。

指の怪我がだいぶよくなった。プレーリー・ディーバ・フラワーエッセンスのコルツフットのおかげかな。心の傷を癒してくれるエッセンスだけど、肌の傷にもよいと書いてあったの。千載一遇のチャンス〜とばかりに飲んでいるのです。これなら明日のヴァイオリン・レッスンに行けそう♪

お友だちと食料品の買い物に行く。彼女は英会話のクラスに行っていて、そこにはプールもあるんだと聞いていた。昨日、Connection というところのサマープログラムが郵便で届いたけど、そこなのかな? プログラムによると、大人のバレエのクラスもあるんだって。ちょっとウズウズ。訊ねてみると、彼女が通っているのはまさにConnection。「バレエのクラスに出てみたい気があるんだけど……」と言うと、「美穂さんがやるなら、私も」。わお! 一人だと心細いけど、二人なら……!

新iBook が届いた。OS X (オーエス・テン)でダンナが遊ぶ予定。ツヤツヤくん(あだ名?)、ちっちゃくっていいなぁ。

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2001.6.2(土)オケ・デビュー

ダンナのアメリカ・オーケストラ・デビュー! 午後3時から6時までリハーサルがあって、8時から本番なんだって。うちには車が一台しかないから、リハーサルから一緒に出かけた。会場は高校(=写真左)。講堂を使って演奏会をするのだ。大きくはないけど、なかなか立派。

ヴィオラの人もいるし、ヴァイオリン、チェロにも見かけない人が入ってる。とっても上手。借りてきたプロなのかな。弾いてる姿を見てるだけで、うまいことがわかる。右手、左手、上体。動きが違うもんね。

誰もいない客席で、ひとりリハーサルを聴いていたら、なんだか涙がいっぱい出てきた。くどくど怒らずに、楽しく楽器を弾かせてくれるいまのヴァイオリンの先生に感謝する気持ち。生きている喜び。そんな思いがわいてきて、うれし泣き。こうして泣いていると、また一つ、心の傷が癒されていく気がする。

6時に練習が終わった。指揮者が「じゃあ、みんな8時に!」。本番までの2時間をどうやってすごすんだろう? 一応、スーツも持ってきてるんだけど……。みんなで腹ごしらえでもするのかと思っていたら、三々五々、車に乗って散っていった。顔を見合わすダンナとミテ。「お家帰る?」「そうしようか?」。日本だと、いろんな打ち合わせや雑用があって、本番の日はせかせかと忙しいんだけど、こちらは集まって弾けばいい、という感じ。シンプル。

今日はファミリー・コンサートだったので、クラシックだけではなく、映画音楽もジャズもあって楽しかった。堅苦しさとは無縁なんだよね。このアマチュア・オーケストラは年に4回くらい演奏会をやる。それぞれの演奏会に特色があって、次回は交響曲に取り組むんだって。いろんな曲に取り組めるのっていいだろうな!

今日はマルシアを含め、友だちがたくさん聴きに来てくれた。打ち上げ……じゃないけど、みんなでお酒も飲めるレストラン「ベニガンズ」へ。マルシアから、ミニバラの鉢植えをもらった。うれしー、ありがとう! それから零時をまわるくらいまで、おしゃべりを楽しんだのでした。みんな、ありがとう! ダンナ、おめでとう!

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2001.6.3(日)亀の背動物園

近所の動物園に行ってみた。とてもちっちゃい。でも、楽しかった。屋内にヘビやトカゲもいたんだけど、写真は撮らなかったのだ。残念。

ガイコクジンとしては、アメリカゆかりの動物がもっといると面白かったかな。あ、でもいたか。バイソン、イタチ(カワウソ?)、プレーリー・ドッグ、狼、七面鳥……。

動物園は楽しい、とも思うけど、閉じこめられてる動物がかわいそう、とも思う。でもやっぱり好きなのかもしれないなぁ。

はくとうわし うし

アメリカの象徴・ハクトウワシ。檻の中ではしょぼん? 羽を広げたらでかいだろうなぁ。

家畜もいました。これは子牛。ジャージー種じゃぁない?

ひつじ らま

羊や山羊の囲いに入って、さわったり、餌をやったりできます。

なぜかラマ。深夜番組で「ブッシュ大統領はこれがダライ・ラマだと思ってたんだぜ」だって!

くじゃく プーマ

我が物顔に歩き回る孔雀。

クーガ。ライオンほどではないが、意外に大きい。かっちょえーのー。

やまねこ ギース
bobcat。猫より二周りくらい大きいの。山で会ったら怖いかも。
水に浮いてるグース。どこにでもいるんだから、わざわざ展示しなくても……(^◇^;)。

Essex County's Turtle Back Zoo
is open April - mid December (closed Thanksgiving Day)
560 Northfield Ave.,
West Ornge, NJ
TEL: 973-731-5800

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2001.6.6(水)右手首の意志

おいしいと評判のスイス料理店に行ったら、……潰れてた! 残念〜。アメリカでおいしいものは貴重なのに〜。

ヴァイオリンを弾くとき、弓をもつ右手首の力が抜けない。なんでだ!? どうやら、右手首が「自分が弓を支えて、コントロールしなくては!」と力んでいるらしい。あのね、キミがコントロールするんじゃないんだよ……と言い聞かす。わかってくれたかな〜。

夕方、ダンナの楽器教室。曲想の違いを考えて、弾きなさいって。そっかー、この曲は子守歌風だし、あの曲は弾むように楽しい感じ。下手でもそういう心を乗せて弾いてみるのは、大切なんだなぁ。

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2001.6.7(木)フジコ・ヘミング

夕方から車でマンハッタンまで行く。カーネギーホールでリサイタルがあるのだ。フジコさんのことは、「すごい人だ」という評判だけ知っていた。好奇心でチケットを取った。

聴衆はほとんど日本人だった。フジコさんにしてみると、あんまりNYデビューって感じがしないかな? はじめに弦楽四重奏があった。ふつうは1曲が終わるまで拍手しないのだが、今日は楽章が終わるごとに拍手が起こる。クラシックに馴染みのないお客さんが多い模様。

そのせいか、フジコさんは何曲かを続けて弾いた。1曲が終わっても、間髪を入れず次の曲を始める。毎回拍手されるのがイヤなのかな〜?

ピアノ・リサイタルにはあまり行かないので、「この曲知ってる!」「知らない」なんて考えながら聴いていた。昔、バレエのお稽古で使っていた曲だったりすると、お稽古場のにおいや雰囲気がまざまざと甦ってきて、しばし過去にひたる。なんだかんだ言っても、バレエも確かに私の一部なんだなぁ……。

そーいえば、アイザック・スターンは公開練習のとき、演奏者に「キミはこの曲でなにを伝えたいのかね?」と訊ねていた。どんな演奏にもメッセージがあるのか? だとすると、フジコさんはなにを伝えているんだろう? そう思って聴いてみると「生きている。生きて、美しさをつくりだす」……と言われたような気がした。

包丁で指を切ってから2週間。今日かさぶたがとれた。薄いかさぶたが残ってるけど、もう一息だね。治るの速くない? プレーリーディーバのエッセンスのおかげかな〜♪

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2001.6.9(土)マダム・タッソーろう人形館

いつだったか、割と最近(?)、ここニューヨークにもマダム・タッソーのろう人形館ができた。ロンドンで見たことがあったので、ぜひ見たくて足を運んだ。いるいる! アメリカにちなんだ人物や世界的に有名な人々!

ダライ・ラマがローマ教皇(法王)ヨハネ・パウロ2世と並んで立ってらした。こんな風にどんな宗教も平和に共存できるといいなぁ〜。ミテはお二人の間に挟まって写真を撮ったのでした。ははは、ミーハーです。

オノ・ヨーコさん(写真右)は町を歩いている感じのポーズ。いまにも動き出しそうでしょ? もちろん写真でしか知らないけど、写真そっくり〜(というのも変だが(^◇^;))。なんでも人形が着ている衣服などはご本人のものだったりするそうだ。

アラファトさんは、ゴルビー(ゴルバチョフ)と並んでました。お二人とも意外に小柄なの。もっとがっしりした偉丈夫かと思ってたので、びっくり。近くによってお顔をしげしげ眺めると、ほそーい血管やちょっとしたシミまで描いてあった。ここまでするのね〜。

なのに、実は似てない人もいるので、かえってこれにもビックリ。残念なことにブラッド・ピット様は顔を見てもわからなかったんだよね。髪をオールバックにしていたせいかな。非常に精密に測定してつくっているというのだが、どうして似てなかったりするの??

人形はごらんの通り、ガラスケースの中ではなく、なにげなく見学者のフロアに立ってます。だから並んで写真を撮れるんだけど、ここにいると人間と人形の区別が怪しくなってくる。右の写真、背広のおっちゃんはニクソン大統領。あんまり自然なんで、見学者かと思っちゃった。白いシャツのお兄さんも驚いてるでしょ? そのせいで、ろう人形館を出たあともしばらくは、人をじっと見てしまいました。失礼なヤツになっちゃった(^^;。Madam Tassau's の場所は42丁目、8th Ave. 近辺。大きな看板が出てるから、すぐわかるよ!

この前、ボーナスが出たので、今日は贅沢をしようと決めました。昼ご飯は回転寿司イースト! 晩ご飯はマレーシア料理。頑張ったけど、晩は2人で30ドルしかかかんなかった。しかも量が多いから、持ち帰って次の日のご飯になりました……。でも、ゼイタクして満足さ!

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