2002.2.22 更新

2001.10.16(火)自分を誤魔化す

失望したり、傷ついてるとき、怒っているときにも、作り笑いをしていることに気づいた。自分を誤魔化してるね。

レッスンの時、ヴィクトリアはよく「自信をもって!」と言う。ヴァイオリンだけではなく、人生のあらゆる面に当てはまるかも!!

メルマガに「○○で当たり前」って3ヶ月とか半年間思い続けると、できるようになるものだと書いてあった。やってみようかな。「思い込みの方向」を変えればいいのね。

「英語ができて当たり前」とか、「ビブラートができて当たり前」とか!

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2001.10.17(水)坦々麺

面白いことに、9.11に関しては無力感を感じていない。自分が変われば世界が変わっていくと思っているからかな? それって、すごいな〜。昔はいろんな災害にワケもなく無力感にさいなまれてたからね……。

坦々麺を知らないという友だちがいたので、うちでつくってみんなで食べた。みんなでつくると、楽しいな〜。

「ほら、簡単でしょ? みんなもつくってみてね」って言ったら、「え〜、難しいよ〜」って答えが。そ、そうかな? 難しいというより、調味料を揃えるのが大変に思えたようだった。

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2001.10.19(金)キリスト意識

知り合いの知り合いが幽体離脱をして、ビンラディンを見に行ったの。すると彼にキリスト意識を感じたんだって。

今回のテロはすべての人の無意識に隠れている憎しみや怒りに光を当てるチャンスでもあるのかな。こういうチャンスをつくってくれたビンラディンは、だからキリスト意識をもっている?

今日は会社関係のオクサマ4人でおしゃべり。みんなカリフォルニアに行くの。ミテだけコロラド。寂しいな〜。

こちらのスーパーには時々、棚に全く無関係のものが並んでる。カートに入れたものの、「やっぱりいらない」となると、そこらの棚に置いてしまうのだ。「まったくアメリカ人って大ざっぱ」と思ってたの(またくくり病だ〜)。だけど話してるうち、二人(日本人!)が「え? ワタシ、置いちゃうわ〜」。そ、そーだったのか。そんなとき、ダンナさんが一緒だと(一人はアメリカ人、もう一人は日本人)、「ダメだよ〜」ともとの棚に戻しに行くんだって。「それがなかなか帰ってこないのよね〜」。スーパー、広いからな。

ははは、やっぱりくくり病は無効って感じ。アメリカ人でも細かい人、日本人でも大ざっぱな人、いるんだもんね。

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2001.10.20(土)バルチモアへ

今日もレッスンはネイサンだった。ああ、もう忘れられないっ! 教え方が上手だから、楽しくてゲラゲラ笑ってるうちにみるみる上達するような感じ! お手本に弾いてくれるときは、うっとりしちゃう……。ぜんぜん平凡なフレーズがとたんに生き生き、美しく輝き出す。まるで魔法みたいだった。今日のレッスンを撮ったMDは宝物〜♪

いちど家に帰って、楽器を降ろし、ウェンディに届け物。家の外装がきれいになってたよ。

そして今日からドライブ旅行なのだ。めざすは南のほう。メリーランド州バルチモアに泊まる。一度来て町の様子がコワイのがわかっているから、安全なインナーハーバーにしか行かないんだ。「カニはおいしい!」と生まれて初めて思った店で夕食……と思ったら、ウェイティング1時間。諦めてブルワリーで食べる。写真はビールのSampler。飲み比べられて、お得だよん。けっこう量いっちゃうから、気をつけてね! ハーバーの夜景を見ながらの食事。まぁまぁ満足。

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2001.10.21(日)カニくう

インナーハーバーにWorld Trade Centerという五角形(だと思うんだ。つまりペンタゴン)の建物がある。そこにテロよけみたいな仕掛けがしてあった。でも、こんなとこ攻撃しても、誰も知らないって(^◇^;)。

水族館に行ったら、入り口で荷物検査をしていた。やっぱりピリピリしてるのね。まぁ、袋のぞいてひっかきまわすくらいだけど。

運良く、お魚に餌をやるシーンを見ることができた。でも〜……、どうみてもこれはナッパ。沖縄でもジュゴンにキャベツをやってたっけ……。

昼に昨日食べられなかったカニを食べる。シーフードのバフェなんだけど、やっぱりカニがおいしい。貝よりもお魚よりも、カニ! このワタシがカニを喜んでるなんて〜(もらったカニをもてあまして捨ててしまい、多くの人に怒られたことがある)。やっぱりおいしいんだ〜。ふだんの食事に比べると高いけど、たまのことだもん。いいよね〜。

ワシントンDC、フレデリクスバーグ、リッチモンドを通って、ヴァージニア州ウィリアムズバーグに宿を取る。昨日のホテルは予約してあったけど、今日は飛び込み。ちょっとどきどきしたけど、楽勝だった。1泊175ドルのところ、なんかの割引で119ドルだった。

ウィリアムズバーグには明治村のように昔の建物を移築した町があるの。人気の観光地なんだよね。

夜は中華バフェ。

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2001.10.22(月)ウィリアムズバーグ

午前中、ちょっと先のヨークタウンに行く。ウィリアムズバーグから、観光用の(?)道が通っている。すいてるし、景色もキレイ。

帰ってきてから、18世紀の町Colonial Williamsburg を歩く。ここは車の乗り入れ禁止。ホテルそばからバスで行く。

しかも入場料が必要なのだ。1日券もあるし、年間パスもある。年間パス買っても、コロラドからは来ないよね〜。ホテルでチケットを買おうとしたら、ホテル割引があって、年間パスの方が安いのだった! なんで〜? でも、いいや。安い方にしようっと。顔写真付きの年間パスをゲット!

ついでにここで晩ご飯の予約をする。Colonial Williamsburgのなかに、何軒か当時のタバーンがあって、昔ながらのご飯を食べさせてくれるのだ。アメ食苦手なダンナもチャレンジ。せっかくだからね♪

で、いざ町へ! 適当にバスを降りて、ぶらぶら歩く。当時の服装をした人たちが説明や案内をしている。建国のころの建物って、アメリカといえども小さめなんだな〜。ベッドもすごく小さく見える。

それにしても暑い。もう10月下旬なのに、Tシャツ一枚で「暑い暑い」といってしまう。なんてこった。

そして広い! 全部の建物に入れるわけではないし、たいていは何人か見物客がたまったら案内してもらえるので、出発まで座って待っていたりするのだけど、歩き回って疲れた〜!!

タバーンで晩ご飯。地下に降りた部屋だった。外から見るより広いな。なんかすごくおいしいのがあった気がするんだけど、忘れた(^◇^;)。食事ってあんまり記憶できないんだよね〜。

軍事教練のアトラクション(参加は有料)などを見て、ホテルに引き揚げる。バス停を探しているご夫婦がいたので、「こっちですよ」と声をかける。ちょっとおしゃべりすると、オジサンは日本に来たことがあるという。「ヨコスカ〜、サシーボー(佐世保)」。そうか、海軍さん。

戦争は絶対イヤだけど、軍隊にでも入ってなければ、オジサンも日本に行くことはなかっただろうな〜。ひょんなことで日本を訪れ、なんとなく親しみを感じてくれる……。そういう人にこれまでにも会ったことがある。悪いことばかりじゃないんだな〜。

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2001.10.23(火)シャーロッツビル

今日はウィリアムズバーグを発つ。うーんうーん、まだ見てないところがいっぱい。こんなことなら、もっと日程をとっておくんだった〜っ!

ここらへんは南部。黒人奴隷を使った大農場plantationがあったんだよ。その一つが残っていて、見ることができる。奴隷小屋、馬小屋、農場主のお屋敷、お庭。敷地が広い〜! お屋敷からは海が見えて、抜群の風景。こんな家に住んで、人にかしずかれて暮らしてたら、やっぱ財産や楽ちんさにしがみついてしまうかもね。

自分一人で生きていく力をなくしてしまっているかもしれないし……。

軍港の町ノーフォークに行く。検問所くらいあるんじゃないかと思っていた。戦時下だからな。そしたらスカスカ。空母も戦艦も出払ってるから、いいのか?

ここにはマッカーサー記念館がある。記念館がお墓にもなっている。レプリカだけど、ミズーリ号で調印した無条件降伏の文書があった。うわぁ、うわぁ、これなのか〜! なぜか一番印象に残っている。

ガイドブックに載っていたノーティカスに行った。海の博物館でもあり、水族館でもあり、のハズだったけど全然すか。つまんない〜。ただ、戦艦ウィスコンシンが係留してあって、入ることができる。古い鑑のハズなのに、最近まで現役でトマホーク・ミサイルの発射台までついていた。三笠なんかだと、古すぎてピンとこないんだけど、「この船は戦争に行ってたのね〜」というキモチになる。

それにしても、甲板は暑かった……。目玉焼きになっちゃいそう。

ここからは内陸部、北西方面に車を走らせる。適当に交代して運転する。山の中の夜道、すいててよかったなぁ〜。なるべく70マイルを超えないよう、注意して走りました。

シャーロッツビルCharlottesvilleという町に泊まる。大学があるので、その関連の(?)安いホテルを見つけて泊まる。ちょっと古いけど十分!

晩ご飯を食べて、部屋でくつろぐ。この町はどんなところなんだろう? 第3代大統領トマス・ジェファーソンゆかりの町なのだった。彼が創設したヴァージニア大学があり、自分で設計して住んだ家も公開されているという。発明家でもあった彼の家にはからくりがいっぱいで楽しいらしい。そーだったのか〜っ! でも、明日は時間ないな〜〜〜。残念だ〜っ。

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2001.10.24(水)シェナンドウ

さぁ、今日は家に帰るのだ。シェナンドー国立公園Shenandoah National Parkを通って、帰るぞ〜。ここにはアパラチア山脈(でいいのかな?)の尾根を走る道があるのだそうだ。

その名もSkyline drive。下界を眺めながら、走る。ところどころに展望所があって、車を停められる。アメリカの道にしては細いけど、ちゃんと舗装されている。今乗っているPontiacのBonvilleさんは、エンジンブレーキが利かないと、かねがね思っていた。だけど、山道だとちゃんと利いてることがわかる。いままでバカにして、ごめんよ〜。

「地球の歩き方」に動物がいっぱいいると書いてあって、楽しみにしてたけど、残念ながら今回はお会いできなかった……。

でも、ウェストヴァージニア州は馬糞・牛糞のかほり漂ういいところだったよ。

ペンシルヴェニア州に入り、東へと向かう。とっぷりと暗くなってくる。交代々々に運転してきて、夜の高速も引き受けた。ちょっと怖かったけど、できるぞと思ったらできた。2時間ぶっ飛ばして、なんだか達成感!

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2001.10.26(木)信じられない

夜、会社までダンナを迎えに行った。またまたシカが車の前を横切った。そういえば前にも、こんなことがあったな〜。そしてその時も今も、「わぁ、信じられない!」と思った。

そういえば、世界貿易センターが消えたときも、信じられなかった。母がいきなり足を折ったときもそうだ。サリン事件も、いろんな地震も……。渡米を言い渡されたときも、だな〜。

ミテの「信じられる」範囲ってすごく狭い?

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2001.10.28(日)気づくのが遅い

「死後の人生を知ると……」という本を買った。亡くなった人たちは、残された愛する人たちのそばに来て、慰めのエネルギーをおくってくれるらしい。ただ、なかなか人はそのエネルギーを感じないものであったりするようだ。

神が語りかけても気づかない。愛する人がいても気づかない……。

だけど、たくさんのエネルギーが実は働いている。じゃあ? 感じると決心するだけでいいんだろうな〜。

もう不動産屋さんが、クライアントを連れて家を見に来始めている。ふつうは留守中にも入れるように、特殊なカギ箱をつけるのだけど、大家のジョンが「プライバシーは大切だから、それはしない」と言っていた。

水曜日の夜にドライブ旅行から帰ると、留守電に不動産屋からメッセージが入っていた。水曜日に部屋を見たかったらしいけど、いなかったのだからしょうがない。

すると木曜の朝にジョンから電話が来た。「なんで、不動産屋に返事をしなかった?」「いなかったから」「じゃあ、カギ箱を置くけど、いいか?」「いいよ」。

あれ? でも旅行のことはウェンディに言ってあるじゃん? 不動産屋に連絡できないことは知ってるはず。あんな言いかたされる筋合いはない! と、気づいて、ムカムカしてきた。どうも「自分が怒ってる」と気づくまで、時間がかかってしまう……。

ただ留守にすることも多いから、いないときに部屋に入ってもらっても全然構わない……というか、その方が気が楽なんだよね〜。

ジョンに腹が立つのは、理不尽に怒る姿が父と重なるからかなぁ? 一方、ジョンが怒るのは、恐れがあるからだとも思うのだ。「借り手がつかなかったらどうしよう? 収入が減ったらどうしよう?」と怖いんだろうな。

人が怒るとき、その心の底には恐れがあるんだ。

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2001.10.31(水)ビンラディン死んだ?

ある人が、ビンラディンの死を感じたそうだ。月曜日に死んだって。え? そうなの? というショックが一つ。そういうことがわかるの? というショックが一つ。

そういえば、ジョン・レノンが死んだことを直感で知った人も多かったんだよね。

いまは「自分の気持ちに正直になる」がミテのテーマらしい。やりたいことは、すぐやる。ネガティブなキモチも認める……など。

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