2002.5.1 更新

2002.1.11(金)人間は攻撃する

おそらく私にとって、人間は基本的に「私を攻撃し、拒否するもの」なのだろう。だから、自分も他人を攻撃する……だから生きるのが辛く、人間が怖かったのに違いない。なんてこった!

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2002.1.12(土)郵便局のおしごと

きれいな雲念願のYoko'sに行く。今日のスペシャル鮪丼がおいしい。

コロラドに来て初めて巨大会員制安売り店コストコ(Costco)に行く。NJの店とつくりはおんなじ……だけど鏡像関係。左右が逆なの。なんか落ち着かない〜。

♪♪♪♪♪♪♪

大学の研究室から同窓会のお知らせが届いた。NJから転送されてきたの。郵便局への転居届は2ヶ月前に出せ、というのを引越の前日ぐらいに出したの。それなのに、ちゃんと転送されてくる。チャタムの郵便局には感謝だなぁ〜。

定期購読している「Sedona Jounal of Emergence」も、オンラインで手続きしたら、ちゃんと新住所に届くし。

ダメなのは銀行。窓口に行って、「住所が変わる」といったら、そこらにあった紙切れを出してきて「これに書いて」。えっ、転居届の用紙ってないの!? 新住所を書いて渡すと、「"CO"ってどこ?」「コロラド」「ふーん……」。アメリカ人なのに知らないの!? 案の定、なかなか新住所に直らなかった(;_;)。

♪♪♪♪♪♪♪

車を運転するのが怖いのも、「無意識の攻撃」と関連があったみたい。「子どもを壊してしまう」というイメージが強くあったんだよね。

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2002.1.14(月)ブッシュ窒息

ブッシュ大統領がプレッツェルで窒息して、一時意識不明になった。日本ではニュースでプレッツェルの説明などがあったようだね。

アメリカではこのあと、さんざん深夜のトークショーなどでネタにされていた(真面目なニュースは知らないけど……)。

光と影アメリカには政治家をおちょくる番組がいくつかあって、大統領選挙のころからブッシュは「バカで気の弱いヤツ」みたいな描き方をされている。

手のひらに"Bush"と書いて投票に出かけたとか(投票用紙には候補者の名前が印刷されていて、意中の候補者名にチェックをつけるんだけど、見比べないとどれが「ブッシュ」という字かわかんなかった、という設定)。チェイニーと組んでクイズに出たけど(そっくりさんが演じたの)、答えられなくてチェイニーの陰に隠れた、とか。そのクイズで「14はなんの数字?」と尋ねられたチェイニーが「ブッシュの知能指数」と答えた……とか。

こんなにバカにしていいの〜?って感じ。

9.11直後はさすがに自粛モードだったけど、そろそろ元に戻ってきたかな?

「ホワイトハウスへの危険物持ち込みは厳重に禁止されているが、このほどプレッツェルも危険物に指定された」「どのメーカーのプレッツェルであったかは、トップシークレットである」などなど言いたい放題。ミテもそのたびにゲラゲラ笑っちゃいました。

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2002.1.15(火)米英同盟

ロンドンの「マダム・タッソーろう人形館」。ここにも現役米大統領ブッシュのろう人形が。このほど、プレッツェルの袋を持たされ、顔にこけたときの傷をつけたそうな。これくらいじゃ、同盟関係は崩れないって?

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2002.1.16(水)ありのまま

きのう、滞在記を書いていて、あらためて「ありのままの自分(気持ちや考え)を認める」ことの大切さが身に沁みた。人生の一大目標なんじゃないかって思うほど。これができたら、もうここ(地球)にいなくていい、みたいな。

そして選んだフラワーエッセンスがウミガメ。「地球にとどまるぞ、という決心」というエッセンス。なんか……いみしん〜。

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2002.1.17(木)変化

共依存の本を読んでいると、出てくる人たちは特別激烈な悩みを抱えているように思えてしまう。そんで「花とゆめ」を読むと、いや違うぞ、と思う。みんなそれぞれ違いはあるけど、同じように悩んでるジャンという気になる。

たとえば「なにをどう決めればいいのか?」「自分なんかキライだ」「自分はダメだ」「すなおになれない」「ノーと言えない」……などなど。みんな、一緒だニャ。

♪♪♪♪♪♪♪

昨日は、腰が痛くて、頭が痛くて、気持ち悪くて、超苦しかった。そしたら今日来たメルマガに、「変化の真っ最中で」ミテと同じような症状で苦しかったと書いてあった。ほっ! お仲間がいるジャン! 気が楽になるな〜。

♪♪♪♪♪♪♪

5歳の女の子と一緒にアンティーク・ショップに行っちゃったの。その子が店内をどたどたと走っていたら、知らないオバサンが日本語で「静かにしなさいっ」って怒鳴ったの。ああ、怖かった。ああ、ドキドキ。まだまだ怒っている人は怖い。

でもオバサンたちだって、いい加減おしゃべりで賑やかだったのに……。モノを壊すならともかく、ちょっとぐらいいいじゃないかとも思う。

♪♪♪♪♪♪♪

ありのままを見ないと、自分が何者なのか知ることができない。いままで自分の色んなところをい〜っぱい隠してきた。怒り、悲しみ、うれしさ、優越感、痛み、動揺、ねたみ、劣等感、弱さ、楽しさ、快感、体調、悩み……。これからは明るみに出す。認めてあげる。受け入れる。愛する。そういうところも愛しいと思うようにする!

そういえば、家の中でも隠したりしまったりするのが得意。収納上手らしい。これからはしまわずに使おう!

♪♪♪♪♪♪♪

ERにカーターのおかあさんが出てきた。人の話を聞こうとしない。押しつける……うちのおかあさんも、ほかのおかあさんもみんなあんなもん。みんな「親教」から抜ける道を自分で見つけるために、人生の始めから「親教」に染められちゃうんだな〜。

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2002.1.19(土)猟銃ケース

町の北の方をちょっとドライブ。すごい景色だった!

小さな中古家具屋さんに立ち寄る。がらくたに近いようなモノが多くて、帰ろうとしたとき、入り口にステキなケースを見つけた。石を入れるのによさそう……。でも、店でも陳列棚として使っているのだから、今までの経験ではこれは売り物じゃないんだろうなぁ……。

するとダンナが「わかんないよ。聞いてみようよ」。勇を鼓して聞いてみる。そしたら、売ってくれるって言うじゃない! 中の細々したモノを出して、壁から取り外して車まで運んでくれた。

元は猟銃を入れるケースだったのを、改造したんだって! そうなんだ〜。いまは平和利用というワケね〜。しかもたったの65ドル! すごい掘り出し物だった。

ダンナもお店の人もありがとう!

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2002.1.20(日)大平原

誰か住んでる?うちから東の方は大平原、いわゆるグレート・プレーリーが広がっている。そこにButtes(ビュート)なるものがあると知って車を出した。なになに……ガソリンは満タンにしておくこと? はーい、スタンドに寄ってから行きます〜。

小さな町を抜けると、まわりは牧場? ときどき牛や馬がいる。ときどき家がある。さらに行くと……なにもない! 大平原が広がっているばかり! 電線はどこへだかのびているけど、あとはゆるやかな起伏のある草原。そのうち道も未舗装道路に……!

草だけが広い! すごく広い!

風が強い。ハンドルを取られそう。すごい。すごい景色だ〜!

あまりに寒かったので、ビュートは見ただけ。歩くのはやめ! でももう感激で胸がいっぱい!

ブルックナーの交響曲第8番を聴きながら、ひたすら走る。対向車なんて1時間に3台くらい、われわれのほかに人はいない。ただ空と平原。

ああ、なんてブルックナーが似合うんだろう! 大きな曲と大きな景色! ずっと興奮状態……いや、エクスタシーと言うか、いっちゃったというか、法悦、トランス状態。ふたりとも……。感極まって、ひたすら走る! ああ、すごかった。ああ、すごかった!

聖地♪♪♪♪♪♪♪

テレビで、胸を豊かにする薬(?)のコマーシャル。「これのおかげで、幸せな人生を手に入れた」「自分に自信がついた」と胸のでかいねーちゃんが言う。「あなたもぜひ、試してみてね!」。

ふと思う。

胸がないと幸せになれない? やせてないと、しあわせになれない? 二重瞼でないと幸せになれない? ひきめ鉤鼻でないと、しあわせになれない? 条件が整ってないと幸せになれない?

なんか勘違いしてた。今だって幸せ。なにがなくても、幸せになれるのに。自分の心ひとつで幸せになれるのにな。

♪♪♪♪♪♪♪

昨日、ガンケース(猟銃ケース)を壁に取り付けた後で、たくさんの怖れが出てきた。

「重いけど、壁につけて大丈夫かな?」「棚がガラスだから、重い物を置いたらダメみたい」「そもそもガンケースなんだから、撃たれた動物たちの怨念がとりついてたりして……」などなど。

朝、瞑想の後、ジェイムズの本を読んだ。「怖れは幻想であって、実在しないのだ」と。それなら、なにが怖いのだろう? 怖れがあることを認めたせいか、それが幻想で自分が創りだしたモノとわかったせいか、ふっと楽になった。

来てくれてありがとう。それでいい。

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