2002.8.2 更新

2002.6.11(火)やせないわけ

起きたらすごく疲れていた。膝が痛い。からだの中が(中心が?)焼けつくようだ……寝る。波に乗ると失速する。

♪♪♪♪♪♪♪

なんでなかなかやせないんかな? どんどん太ってるよ。

「やせている」で連想する言葉……とぎすまされている、ピリピリしている、神経質、きつい、ギスギスしている、お高くとまっている、どこか悪い、不機嫌。なんだろう否定的なイメージばかり。

子どものころミテはガリガリで「鶏ガラ」などと言われていた。「こんなに神経質じゃ、ろくに育たない」と誰か言っただろうか?

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2002.6.12(水)ずうずうしい

「『嫌いな自分』を隠してはいけない」のワークをやってみる。自分がひっかかる言葉(影のヒントになる)のいい面を探るのだ。

「非常識」という言葉にひっかかる。ミテの中にある非常識な部分に「非常識なアーニー」と名前を付けてしゃべってもらう。「非常識でなきゃ、発明発見なんてできないんだぜ。みんなとおんなじになって、大衆に埋没したいのか? それとも世界でたった一人のあんたになりたいのか? どっちだ?」。

非常識って、型破りってことだもんなぁ……。

「ずうずうしいロドリゲス」はこうだ(みんな男か(^^;?)。「そんなに尻込みしてたら、チャンスはつかめないぜ。おもしろいこと、み〜んな逃してしまうじゃねーか。そんなつまんない人生はやだね」。

実は「ずうずうしいことをした」という記憶がずっとミテを悩ましていた。ある店で飲んでいたら、将棋の羽生りん(現四冠)、森内くん(現名人)、郷田くん(現棋聖)たちがあとからやってきたのだ。一緒にいた将棋の師匠にたのんで、羽生りんとツーショットの写真を撮ってもらった。それだけならよかったんだけど、だんだん酔っぱらって、その後も彼らの席に乱入。見ていた将棋記者に「ミテさんは非常識な人ですね」といわれたのだった。

思い出すたびに「わ〜っ」と叫びたくなるような記憶。

だけどそうか、ロドリゲス。あんときは迷惑かけただけだったけど、ほかにはずうずうしくしたおかげで(そのほとんどが酒の力をかりていた。しらふじゃできなかったのね)いろんな面白いことがあったっけ。尻込みしていたら、カムチャツカに行かなかったし、ダンナにも会わなかった。そんなに恥ずかしがることじゃないのかもしれない。

新聞社にはずうずうしい人がいっぱいいた。あれは「ずうずうしくてもよい」ことを学ぶためだったのか? マルシアにあんなに腹が立ったのは、「ずうずうしいのは悪い」と思っていたからだ。あれも修正のチャンスだったんだ。ずうずうしさを許すまで何回もチャンスがめぐってくる。見放されない。暖かいシステムだな。

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2002.6.13(木)無意識の攻撃タイプ

2,3ヶ月前の滞在記を書いていて、いまのように熱が出ていたことに気づいた。周期的に来てるのかも。それなら、しばらくガマンすれば治るな。安心。

数ヶ月遅れで書いている効能(^▽^。

♪♪♪♪♪♪♪

自己防衛が強い人が苦手。なんでか? 攻撃したくなるから。それを抑えるのが大変だからイヤなのだ。

文面には現れていなくても、攻撃してくるエネルギーをすごく感じてしまう。本人は気づいてない「無意識の攻撃」。ターゲットがぼやけているので、当たるを幸いとばかり誰にでも攻撃しかけているんだろう。自分ではそれと知らずに……。

「変わろうとしない人」が苦手だとずっと思っていたけど、そうではないのかもしれない。「無意識の攻撃」をする人が苦手なのかも。……かぎわけられるのは、自分もそうだから……意識的になろう。

♪♪♪♪♪♪♪

将棋の森内名人が婚約だって!

NYに住んでいる友だちも帰国だって! またひとり。

「散歩はいい」っていう番組を見た。

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2002.6.14(金)多いのね

あれ? ワールドカップ、今日はチュニジア戦だったの? ロシア戦だと思いこんでた。ってことは、あんまりキョーミないのね。映像を見てるときはスゴイと思うけど、サッカーしようという気にはならない。

♪♪♪♪♪♪♪

ホームページに母とのことを書いたら、あちこちから「うちも……」なんてメールが。友だちは直接おかあさんに「いつも『ダメ』と言ってることに気づいてる?」と言ってみたそうだ。意外にあっさり「そうね」と。

うらやましいな……ミテにはまだできない。でも、いつかやってみよう……。思っていることをそのまま言う、って練習中だもんね。

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2002.6.15(土)アリゾナ大旅行

アリゾナ州セドナを目指してドライブ旅行!

デンヴァーの大島ラーメンで腹ごしらえ……と思ったら、開店まで15分。待ちきれずPark Meadows のPF Chang's に行く。チキン・レタスラップと坦々麺(どっちかというとジャージャー麺)を食べる。おいしかった。

正午ごろ店を出て南に。今日は山火事Hayman fire の煙が見えない。

がけ! いわ!午後1時、コロラドスプリングスでI-25 を降り、州道115に乗る。表示がわかりにくい。ちょっと迷ってしまった。途中でUS-50に乗り、ひたすら西へ向かう。ここはスティーブお薦めの道。川沿いの道で、両側は岩の壁だったりして最高。ミテは大きな岩フェチなのだ。むき出しの地層も大好き。

午後5時、Black Canyon of the Gunnison 国立公園に到着。国立公園パス(すべての国立公園に有効な年間パス。$50)をもっているので、ゲートで見せるだけでオッケー(写真付きの身分証明書= photo ID を見せろ、といわれることもある)。

右見て左見ろ有名なグランド・キャニオンと同じように川が浸食してできた地形。グランド・キャニオンは比較的やわらかい地層だそうだが、ここは硬い岩を急流が削り取ったそうな。切り立った崖のはるか下に流れが見える。夕方だったし、あんまり人がいない。最高!

South rim Rd. を西へ進む。展望ポイントで車をとめては景色を楽しむ。侵食された黒い崖に白い線が走って絵のようになっていたり。……でも本当にあの細い川がこんなに岩を削り取ったんだろうか? 不思議。

ああ地形が!西の終点High Point までいってトレイルを歩く。標高2,523m。フォート・コリンズより1,000mも高い。けっこう登りがきつくて息が切れる。でも眺めは最高。

公園を出て、西へ向かう。午後8時半にMontrose という町のBest Western Red Arrow にチェックイン。ジャクージー付きのお風呂。朝食もついて1キング・ベッドの部屋が82ドル。珍しいことに部屋に冷蔵庫がついている。なんてゼイタクなんだろう〜。

ホテルにレストランがあって、なんとなんと楽観園 Grandview Palaceという名前の中華。もちろんここで晩ご飯を食べる。お店の人とちょっと話す。明日いくつもりの道を彼は知っていて、「細くてくねくねしてるよ」と。ロッキーマウンテン国立公園で慣れてるよ〜、と内心思う。

青島ビールも飲んで、2人で25ドル。なお、うれしいことにおいしかった。

本日の走行距離は406マイル(655.6キロ)。まだコロラド州内だよ。

Best Western Red Arrow
1702 E. Main St., Montrose, CO 81401
970-249-9641 予約は1-800-468-9323

楽観園 Grandview Palace
1706 E. Main St., Montrose, CO 81401
970-249-1889

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2002.6.16(日)メサ・ベルデ

バスルームがいやな感じだった。またなにかいるのか?? でも「ひばの氣消臭ミスト」をまいたら消えた。前に泊まった人が夫婦喧嘩したとか、イライラしたとか、それが残っていたようだ。

♪♪♪♪♪♪♪

寝たのか、起きていたのか、夢だったのか。「わたしたちはみんな愛されている。感じないのは受け取らないだけだ」という思いが強く感じられて、しあわせな気分だった。暖かかった。

ガイドに名前を聞いたら「ヨセミテ」と言ったので笑ってしまった。

♪♪♪♪♪♪♪

数日前の夢。日本に帰って友だちと会うことに。「さいきん、酒もタバコもやらないんだ」と言ったら、どこかに行ってしまった。探しても見つからなかった。

♪♪♪♪♪♪♪

朝ご飯は昨日の中華で。メニューは洋風。でも卵に卓上の醤油をおとしてうれしかった。

朝10時、出発。US-550を南へ下る。行く手には高い岩山がそびえている。あそこをどっか越えていくのかしらん……。越えられるのかしら〜??

Ouray ユーレイという町を通る。「地球の歩き方」にも出ている小さな町。温泉もあるみたい。町並みもおしゃれ。でもただ通過する。町をすぎると、道は急勾配になる。急速に高度が上がって、ユーレイが下に小さく見える。

川の流れに沿って道がある。しばらく行くと、断崖絶壁に細いくねくね道が走ってるってことに。ガードレールはもちろんなし。路肩もほとんどなし。崖はほとんど垂直、河床ははるか下。制限速度は15マイル。

曲がりくねった道を運転しながら、「まっすぐに行ければ近いのに」なんて考える。まっすぐ行くと、落ちて死ぬけどね。その気になれば、フッと崖を落ちるのも可能。そういう怖さと死の怖さとで泣きながら運転。幸いそんなに長い距離ではなかったが……。

やはり「地球の歩き方」に出ているSilverton シルヴァートンを通る。ここもほんとうに小さな町。ここからDurango デュランゴまで鉄道が通っている。名物になっているもよう。たしかに山の中を通っていて景色もいいしね。

デュランゴ近くでまた山火事の煙に遭遇。どこが燃えているのかはハッキリとはわからないけど。ここでUS-160 にのり西へ向かう。40マイルほどいくと、Mesa Verde (メサヴェルデ。スペイン語で「緑のテーブル」の意)国立公園だ。午後2時、公園に入る。入り口で「国立公園アンケート調査」をやっていた。

ここは2000年に山火事があったらしく、木々が黒く焦げて枯れたまま立っている。

ヴィジターセンター近くのレストランFar View Terraceで遅いお昼ご飯。外が暑いので、建物の中にはいるとホッとする。

ここも自分の車で見て回る。ただしポイントによってはレンジャーのツアーでしか入ることができない。料金は一人$2.25 と安いけど、時間を縛られるのもイヤだし、自分たちで見て歩ける場所だけでいいや、と。

まずSpruce Tree House に行く。車を停めて、トレイルを歩く。トレイルの手前に「飲料水をもっていくこと」と書いてある。すごい気温と日射し、そして急勾配の道。忘れがちだが、標高も高い。なるほど〜、かなりキツイ。

ここはCliff Dwelling (崖のくぼみに造られた住居跡)。1200年から1276年にかけてつくられたと言われる。メサヴェルデ内では3番目に大きなCliff Dwelling だ。煉瓦を積み上げて作ってあるけど、入り口や窓が小さい。アナサジ族(いまは"Ancestral Puebloan" (プエブロ族の祖先)と言った方がいいらしい)って体が小さかったのかしらん?? 茶室の入り口みたい。

Kiva キヴァもあって、入ることができる。地面を掘ってできた丸い部屋。はしごで中に入る。宗教的な儀式を執り行った部屋といわれている。天井からかすかに漏れる光。ほこりが舞っている。ここでどんなことをしたんだろう。

次にMesa Top Loop Drive を車で行く。Pithouse (竪穴式住居?)がある。メサベルデはなんといってもCliff dwelling で有名なのだが、はじめは普通に地面の上に家を造って住んでいたのだ。550年から600年ごろのもの。

このループを行くといろんな時代の遺跡を見ることができる。なかなかお得な道。Pithouses & Pueblo Villages は700年から950年ごろのもので、煉瓦を積んで家をつくっていた。Cliff Dwelling のSquare Tower House を遠望することもできるが、これは1200年から1300年ごろのもの。なぜ地上の家から崖に移ったのかはいまだに謎らしい。

説明が英文だからってのものあるけど、なんだかイメージがまとまらない。「ここに誰か住んでたんだ〜」と思うだけで、ただただ不思議。なにもかも幻のような気がする。

最後に「眺めがいいぞ」というPark Point に行く。標高2621m。遠くまでよく見える。山火事の煙も見える。ああ、広いな〜。

ゲートに行く途中、七面鳥を発見。わざわざ引き返したら、我々の車の前を横切ってくれた。

夕方7時にゲートを出る。日の入りはまだ遅く、とても明るい。US-160を西へ10マイル、15分でCortez の町にあるBest Western Turquoise Inn & Suites にチェックイン。一泊70ドル。

町を歩いてレストランを探す。Lotsa Pasta という店に入る。ちいちゃいけど、いい感じのお店。お酒も飲んで30ドルくらい。けっこうおいしかったな。

本日の走行距離209.8マイル(335.7キロ)。まだコロラド州内だよ。

Best Western Turquoise Inn & Suites
535 E. Main St., Cortez CO 81321
1-800-547-3376

Lotsa Pasta
322 E. Main St., Cortez CO 81321
TEL:970-564-9131

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2002.6.17(月)モニュメント・ヴァレー

Four Corners(フォー・コーナーズ)へ向かう。州境が十文字に交わっているところなのだ。ユタ、アリゾナ、ニューメキシコ、コロラド州が境を接している。

いままではロッキー山脈を来たのだが、Cortez の町を出たらそこは砂漠だった。さっそくビュートがあったりして、雰囲気がいままでと違う。この砂漠は Ute Mountain Indian Reservation (ユート族の保留地)でもある。

照りつける太陽の下、車を走らせる。通行量も少ない。砂漠っていっても平らじゃなくて、けっこう上り下り。町を出てからおよそ1時間でFour Corners。US-160 からちょっと入ったところだ。入場料は4ドル。

州境が交わっているところは、台のようになっていて人々が代わる代わる写真を撮っている。ミテとダンナもそれぞれ撮ろうとしたら、そばにいた人が「2人のところを撮ってあげましょう」って。ありがとう♪

屋台の長屋とでもいうような土産屋がずらりとあって、インディアンの手工芸品を売っている。壺が気に入っていっこ買った。ジュエリーもあった。高校生のころ、水色の石がついた指輪をもらったことがある。トルコ石を模したものだったのだろうけど、細工がちゃちだった。インディアン・ジュエリーにターコイズを使うと知ったとき、その指輪を思い出した。

でもホンモノはとてもきれいだった。ずっと誤解してた。ああ、これがそうなのかと思ったら涙が出そうだった。不思議な感覚……。

US-160 を少し戻ってコロラド州道41を北上する。「砂漠だ砂漠だ」と運転していたら、家があってビックリ。保留地なんだから、人が住んでいて当たり前なんだけど「うーん、こんなところに?」と複雑な思い。砂漠に押しやられているのじゃないだろうか?

ユタ州に入るとこの道はユタ州道262号線となる。ここはNavajo(ナバホ)Indian Reservation だ。道はSan Juan 川沿いに走る。川のほとりには緑がある。そして奇岩のある崖も見えて、なんていい景色なんだろう。これだけでも来てよかったと思う。

道の両脇に山羊の群が歩いていたりする。毛の長い白い山羊が、枝に両前足をかけて葉っぱを食べている。そんな器用なことができるのねぇ。車に気をつけてね。

Bluff という町からだったか、地面の色が赤くなった。コロラドとはスペイン語で「赤い土地」という意味で、コロラド州にもところどころ赤い土地がある。ここもそうなのねぇ……。「赤毛のアン」のプリンス・エドワード島も道が赤いんだっけ。

土地の起伏に従って上り下りを繰り返す。土地の形がとても面白い。大きな石がいっぱい。なんてステキなところだろう。でも、車を停めて写真を撮るごとに体力が消耗していく感じ。ア・ツ・イ……。

Four Corners から1時間半でメキシカン・ハットに到着。なるほどね〜、たしかにメキシカン・ハットだわ。そのうしろにある山(丘? メサ?)の地肌も興味深い。なんだってこんなになるかしらね〜。愉快でたまらない。標識も出てる見どころだけど、誰もいない。うれしい。

道なりにUS-163 を西に進む。なんだか見たような景色が遠くに見えてくる。「あれがさ〜、モニュメント・ヴァレーなんじゃないかなぁ?」。大当たり! なんてかっこいい景色なんだろう。なんてステキなんだろう。「この景色の中にいる」というのがうれしくてたまらない。もったいなくてスピードが出せない。いつまでも見ていたい……。ああ、来てよかった。

静かに円を描いてまわる赤い柱が砂漠に立っている。つむじ風が赤い土を巻き上げているのだ。その場所を動かず、しずかにグルグル……。それだけ暑い。

公園にはいる前にまず食事。近いようだが、メキシカン・ハットから45分くらいかかっている。左折してGoulding's へ。レストランやおみやげ物屋さん、宿泊施設がある。公園内と同じようなビュートの麓にThe Stagecoachというレストランが。ここで、frybread(名物の揚げパン)を食べる。おいしい〜。窓からは公園内のビュートがよく見える。なんて豪華なひととき……。冷房も効いてるし……。ホッとする。冷たい水がありがたい。

ビュートは赤い岩でできている。岩肌は一見なめらか。たぶんある日、表面の一部がバカッと落ちてしまうらしい。落ちた岩が麓に石の堆積した斜面をかたちづくっている。The Stagecoach はまさにそういう壁の直下にある。いつの日か、岩が落ちてくるんじゃないだろうか……。ちょっとこわいね。

US-163 を横切って、Monument Valley Navajo Trival Park へ。ここは国立公園ではなく、ナヴァホ族が管理運営する公園。入場料は一人5ドル。日本人もよく来るらしくて、日本語で挨拶される。あらま。

自分の車でまわることもできるし、ツアーに参加もできる。でも、到着までさんざん遠望してきたし、この暑さだし……。公園内はまわらなかった。それでも小一時間すごす。

ふたたび砂漠を走る。Kayenta でUS-160 にのり、南西に進む。行けども行けども変わらない景色。「着かないよ」とダンナ。ほんまにのぉ……。

Tuba City をすぎたところでUS-89 にぶちあたる。これを南下する。さて、今日はどうしよう。もう午後5時。ここら辺で泊まって、明日はグランド・キャニオンかな? するとダンナが「セドナまで行っちゃおうか?」。え!? うれしい〜。ホテルを転々とするのも大変だし、願ったり叶ったり。

それはいいけど、さっきから同じトラック(?)に何度も追い抜かれてる。いったいなんなの? ちょっと不気味。

6時半にFlagstaff に到着。89A を通って、北からセドナに入る予定。セドナでガイドをしていたセドナさん(ハンドル)に「南からはいるとエネルギーが強いので、必ず北から」と教えてもらっていた。ところが89A 入り口に「セドナへはI-17(高速道路)を迂回せよ」と。ええ〜っ、南からはいることになっちゃう……。でもしょうがない。

Flagstaff の手前から、まわりは森になっている。「エルク横断注意」の看板がある。絵が立派で、おっかし〜♪ 今日ずっと見てきた砂漠がウソのようだ。ブルックナーの9番を聴きながら走る。298番出口で降りてアリゾナ州道179号線を北上する。こっちもあっちも1車線の細い道。

森の中なのに、砂漠にあるような赤い土のビュートが見える。わぁ、これがセドナ。アッパータウンのベストウェスタンに宿を取る。ちょっとゼイタクして、一泊143ドル。なんと冷蔵庫付き。部屋からはスヌーピー・ロックが見える。部屋に入ったのが午後8時……なんだけどアリゾナは夏時間を採用していないのでまだ7時。すごく疲れた〜。

スーパーで買い物。目の前にあったイタリアレストラン"Dahl & Di Luca" に入ってみる。パスタ、デザートを食べて、お酒も飲んでなんと73ドルくらい。にゃに〜、「本日のパスタ」だけでも25ドル!? くらくら……。そら、おいしかったけどさ……。

家からセドナまでおよそ1000マイル(1600キロ)だった。本日の走行距離383.4マイル(613.8キロ)。念願のセドナ……!

Best Western Arroyo Roble Hotel and Creekside Villas
400 N. Hwy. 89A, Sedona, AZ
1-800- 7SEDONA

Dahl & Di Luca Ristorante Italiano
2321 West Hwy. 89A, Sedona, AZ 86336
TEL: 928-282-5219

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