2003.12.1(月)内なる力
朝、目覚めるのがイヤだった。また「今日も生きるのか……」とうんざり。絶望がまだ残ってるのね〜。ひさしぶり! 元気だった?
ちょっとエネルギーが減ってるみたい。目盛りを見たら、ほとんどカラだった。まぁ、激動中だし……補充を心がけよう。
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すると夢を見た。わたしはある組織の長である。みんなが聞きに来る。「これはどうしたら、いいんでしょう?」「どっちにしましょう?」「これでいいですか?」。
面倒くさい!
組織を引き継いだばかりだが、前任者は人々から考える力を奪っていたようだ。ひとりではなにもできないように。前任者がすべての人をコントロールできるように。前任者に依存するように。
それが望みなら別にかまわないが、ミテはやだな。一人ひとりが自立・自律してくれるほうがよっぽどいい。
自分自身が自分の内なる力と繋がるように生きたい。誰でもが自分の力に気づくように仕事をしたい。そう思ってはいるんだよね。
この夢を見て、あらためてそう確信した。すごくリアルに胸に迫ってきた! とてもわかりやすかった。すごいな〜、夢。
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マイケル・ムーアの「おい、ブッシュ、世界を返せ!」(アーティストハウス)を読んでるせいかも、ね。
2003.12.4(木)こころの声・からだの声
セラピーを再開した9月ごろ、ある人がリーディングしてくれた。リーディングを頼んだ訳じゃなく、たまたま話していた相手がリーディングのできる人だった。その人ってのがつまり、うひひ。まぁ、それはおいといて……。
セラピーをやる私は、とても忙しくなる、と。歩むべき道を歩んでいるのだそうだ。しかし、私にブロックがあるときは閑古鳥が鳴く。とても忙しいか、ヒマをもてあますか。どちらかしかない、ということだった。
うんと忙しいのはやだな〜、と思った。ヒマすぎるのもヤダナー。てことは、ブロックがあってはイケナイんだ、と思った。
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それに振り回されていたなぁ。
「スケジュールがいっぱいじゃなくちゃ、恥ずかしい」「どれくらい申し込みがあるかで、私の価値が決まる」という元々の思いこみがあって、そのうえブロックの有無を気にする。
申し込みがないと、不安(恥ずかしさか?)が増幅する。「どんなブロックがあるんだ〜っ! 見つけなきゃ」と焦る。ブロックなど、どうせたくさんあるんだから、そうそうなくなりはしないのに……。焦ったってしょうがない。わかるときがくるまでわからんじゃないか。そんなもん。
でもま、「なにを焦る?」を探っていって、また自分がみえてきたんだけどね。やっぱ完璧を目指していたり、人目だの評判だのを気にしていたり。
リーディングだって、なにも真に受けることはない。身に沁みた。
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いまは「自分が成長するのに、ちょうどいい量・内容の仕事が来る」とわかってきた感じ。仕事が少ないときは、なんとなく不調だったりする。
「ヒマだ。そういえば、なんか疲れてるなぁ……コキコキ」と。
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自分の調子がどんななのか、けっこうわからない。疲れてる? 肩、凝ってる? エネルギー少ない?(目盛りを見る方法を最近知ったが)。 ストレス、感じてる? おなか空いてる? なに食べたい?
でもこれって、案外「現代人の標準」なのかもねぇ。
雑誌「こころの科学」で過食・拒食の特集をやってる。ある方が書いていた。人はアタマでカラダを支配する。カラダは文句も言わず、アタマの悪逆非道(やせよう、とか)につきあう。でも、ギリギリの状態まで来ちゃうと、生き残るために反乱を起こす。ドカ食いはきっとそれ。必要があるから、食べる。カラダの声に耳を傾け、委ねていけば、安全に正常にあなたを導いてくれる、と。
セラピーでは、クライアントさんの潜在意識が必要なことを体験させてくれる。潜在意識にアクセスできたら、それでオッケーって感じ。そして、ほんと、カラダも同じように私たちを導いてくれるんだろう。
こころの声・からだの声をもっと聴くことができたら、病気だの事故だの、必要ないんだろうな。それを「内なる智恵に繋がる」と言うんだろう。
ミテももうちょっと、カラダと仲良くできるといいなぁ。
でも食べ物カミカミに気を付けているせいか、ここ何ヶ月かゆるやかに体重が減ってる。もうちょっとで大学時代(20年前だよ!)まで戻る。ちったぁ、カラダと仲良くなってきたのかな〜。うれしいことだ。
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ああ、それと内なる智恵につながって、信頼していたら、外部の情報(リーディング)に惑わされることもなかったんだな〜。リーディングが間違ってる、ってのではなく、解釈の問題だけどね。
2003.12.6(土)開くまで、閉じてることを知らない
「神さま……」と言った瞬間、ふっとなにかが開いた。からだの中を風がさわやかに吹きすぎる。
ああ、いままで閉じていたんだなぁ。開いてはじめてわかった。
「神さま、一緒にいる?」って訊ねようとした、そのときだった。
神さま、ありがとう。
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幼いとき、人はこころやからだとけっこう繋がってるんだろうな。長じるにつれて、自分とカラダを切り離す。自分と心を切り離していく……。どんなことが原因なんだろう?
うちの母も世間並みに「誰とでも仲良くしなさい」と言っていたと思う。
でも母はマサフミくんが嫌いだった。「誰とでも仲良くしなさい」と「マサフミくんは嫌い」。小さなミテは、どう辻褄を合わせたんだろう? 「おかあさんは完璧」という前提を崩さずに? よっぽどどこかをねじ曲げなくてはならないよね。
「マサフミくんは大人の顔色をうかがうから嫌い」と母は言った。でもミテはマサフミくんと同類だからこそ、お友だちになったんだよ。いつ爆発するかわかんないおかあさん。ミテはいつもコソコソと顔色をうかがっていたんだもの。それでも、不意をつかれていたけど……。
マサフミくんを嫌いなら、おかあさんはミテを嫌いってことになる。なんてこった! ミテは窮地に陥った。そこまでは鮮明に覚えてる。幼稚園の時のこと。
それでも「おかあさんは完璧」と思い続けていた。そのためには自分の素直な感覚を、よほど歪め、誤魔化したのだと思う。
そんな些細(!?)なことが、どんどん自分と自分を切り離していったんだろうな。そして、ありのままを見ることができなくなって……いまに至る。
まずは、自分のありのままを見る覚悟! それを邪魔するモノとお友だちになる覚悟だよね。
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お布団でぬくぬくしていた。腕の筋肉が緊張してた。気がついて、力を抜く。目の周りが緊張してる。力を抜く。
そうだったのか。昼間はともかく、夜寝るときもリラックスしきれてなかったんだ。どこか張りつめていた。
力を抜くと、どっと疲れが押し寄せる。筋肉の収縮にはエネルギーを使う。だけど、そのときは疲れを自覚してないんだね。力を抜いてはじめて、疲れやだるさを感じる。
だから、「自分が疲れてるかどうか、わかんない」んだな。だからますます緊張し、ますます疲れが溜まる? 悪循環。
常に無理をしてると、自分がどれくらい無理してるか、わかんなくなる。常に頑張ってると、自分がどれくらい頑張ってるかわかんなくなる。もうそれが常態だから。
緊張が自分とカラダを引き離す。こういうカラクリなのかもねぇ。
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テレビで映画を見た。感銘を受けて、ネットで調べた。するとその映画に批判的なサイトにぶち当たった。ちょっとガッカリしてる自分を発見して思った。
ほれほれ! 自分の感覚を信じるんじゃなかったの? 自分は「いい映画」と思ったんでしょ? ほかの誰がなにを言っても関係ないじゃない?
そうだった! 決心するそばから忘れる。でも忘れてもこうやって思い出す。
ね、繰り返してるうちに自分のモノになるさ!
2003.12.9(火)ふりして、演じて
そういえば、「ふり」ばかりしてきたんだなぁ、と思った。
一番大きいのは、いい子、いい人のふり。そこから派生して、怒っていないフリ。わかったフリ。知ってるフリ。興味のあるフリ。元気なフリ。問題などないふり。包容力のあるフリ。
眠ったフリ。これは電車の中で……。どこか緊張してるから、本当に寝ることはできない。でもそれが「自分は変」な証のような気がして、強い劣等感をもっていた。まぁ、席を譲りたくなくて眠ったフリ、ってのもある。
セックスの時は、感じてるフリ。だって、相手に悪い……なんて思って。すみませんね、モト恋人たち。
動揺していないフリ。自分がヒドイ目に遭わされても、平気なフリをしていた。相手がおいしい思いをするだけなのに……バカじゃないの?
ホテルとか高級レストランとか、慣れない場所では場慣れしてるフリ。バレバレなんだろうけど、のまれちゃイケナイ、って感じ?
クラシックとまったく縁がなかったころ、時にタダ券が回ってきた。なんの演奏なんだか、ちっともわかんないけど、わかってるフリ。音楽がとぎれても、拍手が起こるときと、起こらないときがある。もうチンプンカンプン。ダンナに出会ってはじめて、意味を教えてもらった。楽章の終わりは拍手しないのね……。
勉強してるふり。母が部屋を覗きに来たときはね。ほんとうはマンガ読んだり、本を読んだり、いたずら描きしたり。
変人のフリ。それで「へん〜!」と言われるのなら、「ひっかかりやがって。バカめ。わざとやったんだよ」と相手を笑うことができる。「すの自分」を変と言われたら、なかなか立ち直れないから……。
それでいながら、変人であることをちょっと誇りにもしてた。「おめぇらとは違うんだよ!」という優越感。うーん、フクザツだ。でもこれも「変な子!」と親に言われたキズを覆い隠すためだった???
フリは人目を気にしてるから。バカにされるんじゃないか、と恐れているから。自己防衛でもあった。
「ほんとうの自分」と「ふりしてる自分」には隔たりが大きくて、自分が自分じゃなくなって、ひどく迷って歩いていた感じ。
「わたし」ってなんなの? なんで場面場面で、会う人会う人で、こんなに違うの!? はすっぱになったり、従順になったり、大きい字を書いたり、小さい字を書いたり……。
演じると疲れるんだろうか。ときどきボーっとして、雨に打たれて歩いたり、電車のドアに挟まれたり。どうなってもいい、いっそ気が狂えばいいのに……なんて思ったり。
少しずつだけど、「ふり」を脱ぎ捨てている感じ。やめてみれば、なんてラクチン! いいなぁ。びっくり。
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ヒトギライのインナーチャイルドと、「私が悪い、私はダメ」のインナーチャイルドがなかなか変化しない(心を傾けていれば、変わってくるものなのだ)。相変わらず黒い蜘蛛だし、焼け焦げた死体だし……。蜘蛛はうれしそうに歩き回ったりしてるけど、死体はぴくりとも動かない。この前はハチミツなめたんだけどなぁ(ほしいものをあげたりする)。
どうもこの二人だけじゃなく、ほかのインナーチャイルドと「複合体」をつくっているようだ。「私は変」「わたしはバカ」の二人もグループに入ってる。なんだか不可分で、一人ひとりに対応するだけじゃダメみたい。
こころの奥の底の方に巣くっている感じ。大きな悲しみと共にあって、こいつはちっとばかし厄介な感じがしてる。時間がかかるかも。
なので、この子たちが反応してしまう場合には(過剰反応するのだ)、セラピーをお断りすることも。ゴメンナサイ(>_<)。
そんなにせっぱ詰まっている感じはしないけど、ほんとうは非常事態なのかしら?? ちょっと低調。
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自衛隊をイラクに派遣? なぜ人道支援の選択肢が自衛隊しかないんだろう? 今日付の毎日新聞夕刊「特集ワイド1」は元自民党幹事長・加藤紘一氏のインタビュー。
氏によると、小泉首相は飲んでるときでも議論に加わらないんだって。水を向けると「一言二言意見を言いますが、反論すると、『いや、自分は自分の意見の通りでいいんだ』と黙ってしまう」。
うーむ、私たちは議論のできない、人の意見に耳を傾けない人を首相に選んでしまったのか。いや、公選制じゃないから、選んだ訳じゃないけども。
ブッシュといい、小泉といい、旧世界の遺物……。この二人がおなじ時代に首長をやっている。新旧世界の交代という「いま」を象徴してる。そんな気がする。
2003.12.10(水)変人1
フリをしていたときは、すごく苦しかった。そう書いて、自分で「ほんとにそうだったんだなぁ」と改めて感じた。
「神との対話3」(文庫版p.23)にこうあった。
他人にどう思われるかを心配しているかぎり、あなたは他人のものだ。外からの承認を求める必要がなくなったときはじめて、あなたはあなた自身のものになる。
ほんと……自分が自分のものじゃなかったから、だから苦しく苦くなるのね。
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メル友が「フツウになりたかった」と書いてきた。そうか、と思った。
クライアントさんが「ほかのセラピストさんはこうだった」と言った。そうか、と思った。
私は平気だった。もう自分は変人とか、疎外感とか、生きてる違和感とかは乗り越えたと思っていたから。なのに、なんだかだんだん落ち込んできた。時間が経ってやっとわかった。
まだ「変」な自分に傷ついてる。気にしないどころじゃない。メル友が自分自身に感じているように、わたしもまた、このことに向かい合う必要があるんだ。
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でも、ひとくちに「変」と言っても……それはどういうことなんだろう。混乱してる。
人の輪に入れない、といった疎外感。自分は今この地球にいるべきじゃない、という感じ。自分は変……これはもともともっていたもの?
「マーマレードが、レーズンが、納豆が嫌いなんて、変な子」と母が言った。パンを飲み物にひたして食べるのが嫌いだった。「変な子」と言われた。食べ物の好みが変……なんだって。
小さいころは、空中の一点をよく見つめていた。ある日「そんなこと、できるわけないじゃない」と母に言われた。それからできなくなった。
友だちのお腹が痛くなると、ミテのお腹も痛くなった。「そんなこと、あるわけないでしょ」と怒られた。母は私を気味の悪い子、と思ったのかしら。変な子、と。
友だちが「そんな本、買うのやめなよ」と言ったので、頭に来てエッチなマンガを買った。セックスにだって興味、あったし。その本を見つけて、ますます「変な子」と思われたのかも……。
どこに言っても、変人扱い……。でもちょっと嬉しかった?? むかし「世界史こぼれ話」とかいう本があった。世界の奇人変人の奇行、おかしな発言集。読んで憧れたんだ……。
むしろ「フツウになろう」とは思っていなかったのかな? わからない。
はじめてのお小遣いで買ったのは少年マガジンと戦艦のプラモデル。1学年下の友だち(男の子)がサンダーバード4号のプラモを見せてくれた。だけど、接着剤があちこちはみ出て、指紋がベタベタ。へたくそめ、と思った。
宇宙の本を買ってもらい、「人体の仕組みと保健図鑑」をおねだり。服を買ってあげると言われると、「コーヒー豆を入れる麻袋がほしい。それを着る」。
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もともと「女の子」とか「ふつう」の枠に入らないのかも……。それを肯定してる部分もあるのだが……。
だから理解してもらえない、腫れ物にさわるような扱い……そこに傷ついた? フツウになろうと思わないけど、でも自分がどう違うのかを常に意識していて傷ついている?
常に誰かと較べて、自分で自分を傷つけてるのはホントな気がする。
2003.12.13(土)変人2
自分は変、というのはやっぱり、かなり根元的な心のキズなんだな。
それが優越感・劣等感を生み出し、嫉妬も出てきて、「自分はダメ」とも思うし、他人と自分を比較する。フリをして、自分で自分を切り離す。変だから嫌われると思う。誰も自分をわかってくれない。生きるのは辛い。どうせ私なんて……生きてる資格ない……。
インナーチャイルドが複合体になってるワケがよくわかる。
もう「変だから」と自分を虐めるのはやめようと思う。ほんとうになにげないときに、意識することもなく、自動的にやっちゃってる。そのことに気がついていこう。
そして気がついたら、「いいんだよ、それがミテだから」って言ってあげよう。
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たぶん「自分は変だから、母に嫌われた」というのが一番のキズなんだろうな。
でも個々の「変なこと」に関しては、しょうがないじゃん、そうなんだから、って部分もあって……フクザツ。
最近のショックは、ほかのヒーラー/セラピストさんとの比較もさることながら、やはり災害についての感覚の違い……。
日本に災害が起きる、という予言をたまたま受け取って、お友だちに伝えたら否定的な反応が返ってきてビックリ。予言を怖がる人がいるなんて、思いもしなかった……。考えてみれば、人が死ぬような災害を予言しているわけで、怖がるのは当たり前。でもミテはなんだかワクワクしていたものだから……。
やっぱりミテは大変人なんだ! 人から非難されるような人間なんだ! 人非人なんだ!
「災害が好き」で笑われたり、悩んだりは、これまでこの日記にも何回も出てきてることで、前の方を読み返してみた(書くと忘れちゃう(^◇^;))。あるお友だちが「やっぱり大きなエネルギーに惹かれるんだね」と言ってくれたのだった。
変化が好き、大きなエネルギーが好きだから、ワクワクしちゃう。そのとき、人的被害や悲惨については考えていない。
やっぱなぁ、これは「欠陥」な気がしてしまう……。
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でもそうよ! 子どもの時から台風で倒れた木を見るのが好きだった。小川の土手が決壊してしまったり、濁流がすごい勢いで流れていたり……。黄砂、濃霧、雪、カエルの大移動(道路をわたって川から池へ。道路中、カエルの死骸だらけ。広島で体験したのだ)、旅行、引越、偏頭痛の発作をおこして保健室ですごす(気持ち悪いし、イタイんですけど(^◇^;))……いつもと違うことが大好き(それにしちゃあ、ふだんは決まり切った暮らしをしているが……。まぁ、だからこそ、か)。
こういう自分を全面的に認めてあげられるまで、まだ時間がかかるかもね。もうちょっと繰り返し悩むかも。
予言を伝えたお友だちとも、しばらくは交流できそうにないし……。あのとき、ああしなければ、と思わないでもないが。このところ「ついうっかり」からトラブル(?)になることが多いようで……でも、それもいいかな!
だって、そうなったタイミングで、別の友だちが「フツウに憧れてた」とまたきっかけをくれ、クライアントさんの発言に「ミテは変なのか?」と改めて考える機会ができ、総体としてはよい方に向いてる感じ(個々には悲しかったり、セッションをお断りしたりで、「よくない」ことなのかもしれないが)。
さらに深く自分を知る。そんなプロジェクトが進行中。その過程で落ち込んだり、悩んだりはやむを得ない。もっともっとそういう自分を好きになっていく途中なんだもんね。
2003.12.15(月)変人一家だった
「自分は変」と思ったら、「ユニーク(唯一、という意味だ)」と言い換えようと思った。世の中の誰ともわたしは違うし、前世のどの「わたし」ともいまの「わたし」は違う。
そうしたらちょっとほっこりして、天使が祝福してくれたみたいだった。
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そういえば、母は私にへんなことをさせたがった。幼稚園の時、背中が大きく開いたワンピースを着せられた。街中の人がみんな見ているような気がして、すごく恥ずかしかった。白いボレロを着れば、背中がかくれるというシロモノで……。思い出したなぁ、久しぶりに。
ユミちゃんみたいなかわいいちょんまげにしてほしかったのに、ダイゴロウにされてしまった。アタマのてっぺんで、ちょんまげが天を突く。しくしく。
バレエ教室では、みんなレオタードなのに、スカートのお稽古着だった。パンツ丸見えで恥ずかしかった。たしか先生が誰かのお古だと言って、レオタードを下さったんだ。
うれしかったけど、ブカブカしたパンツをはいていたので(ブルマというのか?)、レオタードを着るとみっともない。でも子どもはその方がかわいいから、と。そんな子はお稽古場で私ひとり……。しくしく。
ひとのことを「変な子」というわりには、自分が変? 女だてらに新聞記者に憧れたり……。父は親戚中が悪意も敬意も込めて(?)「変人」と呼ぶ人だが、それに連れ添う母もまた……。1950年代に人前結婚式を挙げ、新郎新婦を紹介するスライドと録音テープを自作して上映したというんだから……。
なぁんだ。一家揃って「変人」だったんじゃん。
でもそれぞれの「変さ加減」は方向性も絶対値も大きく異なっており、それを押しつけられると、非常に迷惑ではずかしかったんだな。自分の変なトコは愛せても、だれかの変なトコは受け入れ難い……。
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蜘蛛型インナーチャイルドと焼けぼっくいインナーチャイルドとに、「あんたたち、全然変わんないねぇ」と愚痴を言ってみた。
「ちょっとさわってごらんよ」と言うので、両手でさわると人間の肌が現れて、子どもになっていった。温泉のモト入りのお風呂に入れ、アタマを洗ってやり。するとバスローブを勝手に着て、暖炉の前でくつろぎ始めた。
「なんかしようか?」「ほしいものは?」「言いたいことは?」と焦る私に、ゆったりと笑う。「いるだけでいいよ」と。
もう彼らはインナーチャイルドというより、ワンダーチャイルド。こうなると私の方が子どもみたい……。彼らの笑顔にこころが開いていく。
来てくれて、ありがと。
2003.12.26(金)不調はコワイですか
電話で母が「元気なの?」と問うから、「ちょっと風邪で」と言うと、「いやぁねぇ」と返ってきた。
そうか。いやか。
ヘナヘナと力が抜けて、イライラした。風邪もひいちゃイカンか。でも人間だから風邪をひく。不調があっても黙ってろ、って?
でも、わかった。それで、母にはほとんど何も相談したことがないんだな。一緒にいて脳貧血を起こしたときも、気持ち悪いことや目が見えなくなってきたことを言えずに、いきなり倒れた。「なんで言わないの!」と叱られたが、言ったら「いやぁねぇ」って嫌われる……。幼稚園や小学校の時からわかってたんだ。
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叔母に言わせると、うちの母は悪気があるわけじゃなく、なにげなく気楽に(?)人を傷つけるらしい。私だけじゃなく、ほかの人もそう感じるんだ。子どものころから毎日のように、なにげなく気軽に傷つけられてきたわけか。
「ディズニー映画に連れて行ってくれたり、いいところもあったのよ」と叔母。まぁね。わたしだって極悪人とは思ってない。
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不調はぜんぶ「いやぁねぇ」って感じだから、なにがあっても黙っている。離婚など、しょうがないときは事後報告。母も自分の不調はいっさい口にしない。不自由だろうなぁ、と思う。そのぶん不平不満愚痴になるのかしらね。
再放送のドラマ「僕の生きる道」を見た。印象に残った言葉がある。「辛いときに辛いって言える人が必要」。がんで余命いくばくもない患者(って、主人公だが)について、主治医の金田先生が言う。
うちじゃ、家族間で辛いときに辛いって言えない。言葉じゃ言えない代わりに、偏頭痛を起こしたのかもね。弟は皮膚炎や扁桃腺炎。からだが激烈な症状で表現しようとしていた? 辛いんだけど、大変なんだけど……って。
親は子供の不調を直視するのがコワイのかも。親がそうだと、子どももそうなるね。いつの間にか、他人よりよそよそしい間柄になっていく。
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災害が起きるという予言がMLで流れた。それに対して「いい気持ちがしない」という投稿があった。「MLに書くな」と。
いい気持ちがしないと感じて、表現するのはいいことだ。それでいいと思う。一方、信念にしたがって予言を流すのもいいことだ。それでいいと思う。
予言に腹が立ったら、「ああ私は怒ってる」と怒りを直視すればいい。怖くなったら、「ああ、わたしは怖い」と恐怖と向き合えばいい。
だれかに恐怖や怒りを呼び起こしてしまっても、ワルイことじゃない。それはそれでいいんだって思えた。いままではそういうことはなるべく避けてきた。母とおんなじで、「いやぁねぇ」って。
第3者のやりとりだから、わりと容易にそう思えたんだろうな。自分が当事者でもそう思えるようになるといいんだけど。
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心身共に不調。低調。
もう生きるのはイヤだ、と久々に思った。こんなときは、どんな言葉も効かないね。なにを読んでも、腹立たしいだけ。
そうそう、そうだったなぁ。懐かしい……。忘れかけてた。
そうそう「死んでやるっ」って、いままで再三思ってきたけど、それって当てつけだったな。親への面当て。死んだら少しは私のことを気にかけてくれるんじゃないかって。「わかってくれない」という思いは、すごく強いものだな。悔しさと怒りと。まだ抱えてたんだ。
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じたばたせずに落ちるところまで落ちたら、一日くらいで浮上した。「僕の生きる道」と「ブラック・ジャックによろしく」を見て、泣きながら。
だってね、泣かないと強くなれない。
泣かないとキズばかりが増えていく。いのちの大切さなんて、怒りや悲しみに埋もれてどっか行っちゃうもんね。
2003.12.31(水)Good Luck!
深酒して記憶をなくすようなときって、先祖の酔いどれや、そこらをうろついてる酔っぱらい霊が憑いてるんだって。江原啓之さんの本にそう書いてあった。数年前までのミテはそうだった! でももうお酒は飲まないから、父方・母方双方の祖父も、そこらの酔っぱらいも供養できたのかも。
江原さんによると、憑依ってのは日常茶飯事。類友(るいとも)で、波長がおなじなら、生きてる人も肉体をもたない人も引き寄せる。そしてますます苦境に陥ったりするけど、抜け出すことができれば、くっついてた人たちも成仏できる(じゃあ、生きてる人も成仏するのか? まぁ、影響は受けるか)。
自分を癒すって、だからすごく大切なんだなぁ。
♪♪♪♪♪♪♪
ある人の本に「○○と考えるのは傲慢だ」「私を××と批判する人がいるが、……」と書いてあった。読んでいて、「傲慢なのはオメェだよ!」と批判的な気分になっていた。
批判は批判を呼ぶし、連鎖をひき起こす。だから、批判しなけりゃいいのね……。
でも、批判しちゃう。
悔しいから。自分と同じに考えてくれないと、あるいは少なくとも「そうかもね」くらい言ってもらわないと……。おおもとは「おかあさんがわかってくれない」なのかも知れないが。
自分と違う考えの人は許さない!
……これって、ブッシュや純ちゃんとたいして変わらない。あの人たちに腹が立つのは、自分におんなじとこがあるから、なんだろーな。「戦争反対」と言いながら、私は戦争をしてる人とおんなじことしてる。
そして、そういう霊のお仲間が私の周りに来てるんだろう。だから悔しがって泣いてる小さな私に目を向けよう。その子に寄り添い、話を聴こう。すると結果的にお仲間も浄化されていくのだろう。そんでジョージも小泉も……?? ははは。
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罪悪感は百害あって一利ナシ、と聞いたとき、ビックリした。「神との対話」のニールも「それじゃあ、進歩しないんじゃ?」とか言ってるし、同感だった。
すると神さまが「罪悪感と反省は違う」というようなことを言ったのだった。それでも「???」だったが、最近、ちょっとわかってきたというか……。
私に腹を立てた人が「私は自分を責めてます。だからあなたも……」と言ったとき、そうかーー、と思った。自分を責めるから、他人もこんなに責めるんだ。自分もすご〜〜く思い当たる。そして責められれば、批判の応酬になって、どんどん泥沼に。
自分にしろ他人にしろ、責めてもロクなことないよなぁ……。
と思っていたら、「GOOD LUCK!!」の再放送があって、とうとう話題のドラマを見ましたよ。
12年前、旅客機が墜落した。風邪で乗務できなかったパイロットが自分を責め続けてる。「自分が操縦していたら……」と悔やむ。自分にも他人にも厳しい人になって、まわりからはロボットとかサイボーグとか言われて嫌われてる。
最後に彼は罪悪感から解放されて、歩き始める。凍りついていた人生が動き始める。めでたしめでたし。
罪悪感……。百害あって一利ナシ、か。うむうむ……。
♪♪♪♪♪♪♪
でも、主人公が訓練中に搭乗口から地面に落ちる場面で、なんかすごーーーく動揺したんだよね。あり得ないってほど、うろたえた。死んだと思ったのだそうだ。
またひとつ、前世とご対面なのかも。52型の絵を見ただけでウルウルしちゃうし……。
なんかしらんが、飛行機との縁。まぁ、そのうちハッキリしてくることだろう。飛行機の轟音に悩まされる場所に住んでるのも、なんか関係、あるんだろうな。
♪♪♪♪♪♪♪
アファメーションをよく思っていなかったが、佐藤愛子さんの本をキッカケに考えを変えた。引用されていた中川昌蔵さんという方の言葉。アファメーションをするが、「実行してはダメです。意識して実行すると失敗します」。
これだ! びびんときた。
「親切にしよう」と繰り返し口にし、あるいは紙に書いてたびたび眺める。でも、「親切にしなきゃ」と義務感に駆られて、親切にするのは似非(えせ)親切。ホンモノじゃない。単に親切なふりしてるだけ。
だからまず、意識にすりこむ。来る日も来る日も「親切にしよう」とただ思う。ある日、思いがけず親切な言動をしてる自分に気づく。そのとき、ほんまに心の底から親切な人になってる。
そうなんだ。それなら、よいなぁ。とくに私、フリばっかだからな。(←←自分に厳しい??)