2006.4.27 更新

2006.4.1(土)転換点

ローカル情報誌に精神科医のコラムがあった。「最近の若い人は、職場などで叱られるとすぐやめてしまうことがありますが、がんばって仕事を続けましょう」みたいなことが書いてあった。

叱られて仕事や練習、学校をやめるようなやつは負け犬、弱いやつって意識なんだな。

これだけ不登校、引きこもり、ニート、自殺者、ガン患者、過労死の人が増えてるのに、まだそうなのかな……。

♪♪♪♪♪♪♪

イライラと八つ当たりする人に虐められても、暴力をふるわれても、暴言に傷付いても、そこにしがみついているのがいいのかな? それこそが「強い人」なの?

そうして生き残る「強い人」たちが幅をきかせる社会がいいの?

いまのこの世の中で、いいの?

♪♪♪♪♪♪♪

もうそういう時代じゃない。

優しさや温かさにフォーカスした方が、もっと生きやすい世の中になるんじゃないかなぁ。

♪♪♪♪♪♪♪

しばらく前から「気的過敏体質」の人が増えてると片山先生が書いている。

ほかの治療者さんの本にも、「○○年ごろから、患者さんが変わってきて、治療法を変えざるを得なかった」なんて書いてあったり、ぴっころ先生は「腎が弱って、ちょっとのことがすごいプレッシャーやストレスになるひとが増えている」と。それぞれがおんなじことを言ってるのかは、わかんないけど……。

社会が変わっていく時代だから、ひとのからだも変わってきていて、意識も変わってきてるとこなんだろう。

♪♪♪♪♪♪♪

たっぷり甘えさせてもらった子どもは、自立した強い人間になるという。

甘やかしちゃいけないとばかり、殴る蹴る無視する育て方をされた子は、あるいは犯罪に走ることもあるという。

甘えさせるのは、気持ちに共感し理解すること。甘やかすは、本人の気持ちなどおかまいなしに、言うがままにモノを与えて良しとすること。……かな。

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またバレエをさぼっちゃったんだけど、「今週行かなければ、来週はもっと行きにくくなる」「叱られて行かなくなるような人間はダメだ」「悔しくないの?」「みっともない、恥ずかしい」って思いが葛藤を生んで苦しかった。

トラウマなんてないフリして笑顔でいなくちゃ、って思いは強く強くこころとからだに染み付いてるんだな〜〜〜。

当該のインナーチャイルドは、小さく縮こまって、まだわたしにもこころを閉ざしてるというのに……。まずこっち。この子と信頼関係を結んで、からだ的には腎を強くして。

優しさ、暖かさ志向にチェンジ。

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2006.4.2(日)懲罰が好きなのね

神との対話シリーズの「新しき啓示」(ニール・ドナルド・ウォルシュ著、サンマーク出版)を読んでいたら、昨日書いたことをもっとシンプルに言い表してるとこがあった(p.306)。

ニール わたしたちは、不正をただ見過ごすことはできないんです。『間違った』ことは『正さなければ』ならないんですよ。

神さま どうして『うまくいかない』ことを『うまくいく』ようにしようと考えないのだね?

『間違いを正そう』とすると、そのプロセスのひとつとして懲罰が必要だと、あなたがたは想像する。それは『間違い』を、機能不全ではなく倫理的な失敗だと思うからだ。

ところが、懲罰を求めるのではなくて、ただうまくいかないことをうまくいくようにしようと考えるならば、修正すればいい。コースを変えるのだ。新しい方法を見つけるのだよ。考え方や言葉や行動を取り替える。つまり、調整する。それが『整える』ということだ。

罰したり、責めたりするの……好きだものね。いや、そういうものって思いこんでる。

新しい方法……考案中。戸惑っちゃうな〜。悩んじゃう。

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2006.4.3(月)持ち越したの

「オーラの泉」に格闘家が出ていた。

前世でなんども殺されて、「人が恐い」という思いがすごくあるんだって。子どものころから傷つきやすくて、親とも凄い葛藤があるらしい。

同類だ!

ホッとした。私だけじゃない。

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彼は殉教者・聖セバスチャンだったそうだ。わたしも乙女峠で殉教してる。

そういえば、中学生のころは殉教者に憧れていたっけ。そういう根っこがあるから、憧れるわけね……。

♪♪♪♪♪♪♪

本棚に「実例「免疫革命」の名医たち ── 「自律神経免疫療法」実践の記録」「「気と経絡」癒しの指圧法 ── 決まった位置にあるツボなどない」を加えた。

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2006.4.4(火)木の芽どき

なんだか不調だ。低調だ。

あるサイトでストレス度とか計ったら、ストレスびしばしだった。忙しいわけでもないし、思い当たることないのに〜〜。

掃除、洗濯、布団干し、料理、買い物……とやることはやってるけど、寝つきが悪かったり、かったるかったり。

♪♪♪♪♪♪♪

桜の季節……。

離婚したのも、首になったのも春だったっけ。

そのせい? その思い出が顔をだしてるのかなぁ。まだ傷なのかな。

桜と言えば新年度。進級、進学。

新しい環境に馴染むのって、けっこうストレスだから、4月になると今までの生涯で溜まりたまったストレスが顔をだすのかなぁ。季節が思い出させるのかなぁ。

トラウマの仕組みを知るまで、トラウマは解決せずにただ隠してきたから……。だましだましやってくというか、糊塗する/封印するというか……。

春は不安定になる人が多いとも言うよね。

進学、クラス替え、部署替え、入社のおかげだったりして?

じゃあ、アメリカでは9月に多い?? はてな。

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2006.4.11(火)風邪ひいた

そういえばよく母が「うんとかすんとか言いなさいよ」とわたしに迫ってきた。

烈火のごとく怒っている母を相手に、心身共に凍りついて、固まってるとき。恐怖で縮み上がっているとき。

こんなとき、ひとはなにも言えないくらい母もわかっていただろうに。なのに、どうにもならなかったのかなぁ、自分の暴走。

なにか言えば、何百倍にもなって返ってくるんだからなにも言えない。

言うも地獄、言わぬも地獄。「地獄」の中で生きていた?

自己主張からはほど遠い人生のはじまり。

ほんとうに人生は恐ろしい……正確に言えば、「母は恐ろしい」だけど……大胆な一般化が起きてしまって、何十年後のいまも多大な影響力をもっている。

♪♪♪♪♪♪♪

母と冷戦していた祖母(父方の)が夢に出てきて「美穂ちゃんも辛かったんだねぇ」と言った。

この人の前で泣き崩れるなんてプライドが許さなかった。無視した。

だけど内心「なんだ、わかってんじゃん」と少しホッとした。

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2006.4.13(木)思わぬ宝物

mixi(ミクシィ)で、ともだちのとこにコメントしていてフト思った。

自分の弱いとこって、実はものすごい宝物なんじゃないだろうか。や、根拠とか理由付けとかしてないんだけど、なんか直感?

落ち込む度に(いまもだけど)、「なんでこんなに弱いんだ」「うんざりだ」「これさえなければ」「強くなりたい」と思う。

でもこの弱さもわたし。

弱いからこそ気づいたこと、わかったことがいっぱいあるよね。

がらくたで邪魔だとばかり思っていたものが、宝物……。それって錬金術?

♪♪♪♪♪♪♪

ずっと「いい人」を目指してきたので、ドラマなどを見ていて誰かが「出来すぎた人」をさして「こんな奴、いねーよ!」とけなす意味がわからなかった。

「小公女セーラ」を読めば、彼女のようになろうと努力し、できない自分を責めてきた。「こんな奴、いねーよ!」ってわかればもっと楽だったよね〜。

「そんな奴」もいるかもしれないけど、目下の目標にするならもっと身の丈にあった設定をしようよ。

心境が変化してきて、このごろお気に入りの言いまつがいは「偽善者ぶりやがって!」(「ほぼ日刊イトイ新聞」より)。

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2006.4.18(火)そうなのか?

被害者意識があるうちは、自分で自分の力を削いでいるんだな。

弱く小さくなって、自分ではなにもできない、と思ってしまう。誰かがなんとかしてくれるのを待つ。

生きる意志なんかなくなる。

だって、絶望している。生きるのは辛いことだ。

もう、こんなのイヤだ!

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で、選ぶ道がある。

1 死にたい。呪ってやる。殺してしまえ。ぶっこわす!
2 絶望より希望を選ぶ。自分の力を取り戻す。
3 このままでもいいや。どうせ人生は辛いもの。
4 たぶんほかにもいろいろ……。

♪♪♪♪♪♪♪

正直いえば、このまま人類なんて滅亡しちゃえ、と思っていた。

地球を汚染し、破壊し、詐欺、殺人、戦争、不正、粉飾、金もうけ主義が横行し、チェルノブイリの被害は続き、自爆テロも頻発……なんの希望もないじゃないか。

こんな世の中……!

♪♪♪♪♪♪♪

でも「このまま滅びるか、愛と希望を選ぶか、あなたが決めるんだよ」というメッセージが立て続けにやってくる。本から、新聞から、テレビから……。庭にはこぼれ種から花が咲く。ほっといてもダイコンやフキが採れる。

希望???

わたしがえらぶ? わたしが変わる? わたしが変える?

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2006.4.27(木)名残惜しいの?

愛と希望を選ぶか。

絶望を選んで、地球の人類を滅亡させるか。

顕在意識では答えが出ているというのに、なんだかぐずぐずと葛藤してる。

せっかく新しい家ができたのに、すきま風の吹くボロ家に執着してるような感じなんだろうか。

「この柱の傷は、あのときはかった背の高さ……」「ここにポップコーンを隠して食べたなぁ〜」などと?

わたしにできることはあるんだろうか?

♪♪♪♪♪♪♪

道ばたのゴミを拾おうと思うのに、なかなか実行できない。

うううううう〜と思いつつ歩いていたら、「もうっ、ゴミなんか拾って!!」と叱る声が心の中に響いた。

そんな風に怒られた日もあったのかしら。

自分ではすっかり忘れている、そんな声に縛られてるのかしら。

「知らない人と話しちゃイケマセン」とか、「まーた、余計なことしてっ」とか。

こういうの、賞味期限ないのね。自然消滅もしないのね。

自分で解いてあげなくちゃいけないのね。

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沖縄やカリフォルニアで知らない人が話し掛けてきてくれて、楽しかったケド。

♪♪♪♪♪♪♪

「オーラの泉」にフジコ・ヘミングさんが出ていた。

いまでは人を癒す演奏をする彼女も、昔は人が恐かったらしい。美輪さんが言ってた。

ひとが恐くっても、克服していけるんだ。

よかった。

♪♪♪♪♪♪♪

「そのままのあなたでいいよ」と言ってほしい。

「これじゃダメ?」「こんなこと、ダメ?」とびくびくしてるから、言ってほしい。

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自分がしてほしいことがあったら、ひとにそうすること。

ひとに「そのままのあなたでいいよ」と言う。

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でも、「そのままのあなたでいいよ」と言うのには、強さが要るな〜。

わたしを攻撃する人にはなかなか言えないな。

よってたかって弱い者虐めをしてるように見えるニュースキャスターたちにも、言えない。

そうじゃなくても、ついつい親切面(づら)して「ああしたら」「こうしたら」って言っちゃう。でもそれって、ビミョーにその人のどっかを否定してるかもしれない。

♪♪♪♪♪♪♪

「そのままのあなたでいいよ」は困難だな〜。

でもまぁ、ぼちぼち。

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