2006.9.15 更新

2006.9.1(金)制動

そうだ、なんだか許可が必要なんだよ〜。指示待ちというか。

なにかやるとき。

会社なんかの仕事だと、「それをやれ」ってのが前提だから面白いアイデアも出てくるし、なんとか実現して楽しかったり。

いや、職場を替わると「許可」を待つ人になって、なんにもできないこともあったな……。

許可……だれの? だれでもいいのかな。とりあえずはダンナに「○○していい?」ってよく訊ねてるな。母もそんな感じだったっけ。父にお伺いを立てて……。おばーちゃんもおじーちゃんにいつも聞いてたみたい。おじいちゃんの葬式の段取り、「どうしようか」っておじいちゃんに聞こうとして探して、「あ、いないんだって気づく」と言ってた。

自分で自分に許可をだす習慣を獲得できればいいな。

いっつも誰かの許可がなくてドキドキしてやるのやめちゃう。日常から逸脱したこと……どんな些細なことも。外回りの掃除。電車で行く買い物。苗を植えたり。映画いったり。贈り物。病院行き。……なんでも冒険。石橋を叩いてやめる。

おっきなブレーキをいつも踏んでるようなものだもの……。

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2006.9.3(日)支配するもの

命令されると腹が立つのは、思わず命令に従ってしまうからなんだろう。

イヤだとかなんとか抵抗しつつ、気づくとその通りと思っていたり、そうしていたり……。結局は自分に腹を立てて、相手に転嫁してるんだね。八つ当たりだぁ。

♪♪♪♪♪♪♪

わたしの行動を制限しているもの。

怒り、暴力、恐怖、不安、絶望、疎外感、孤立感……。もっともっと微少で些細なものたち。とても微妙で自分では気がつかなくても、そういうものにコントロール、支配されてるんだな〜〜。

あんまり自由じゃないんだ。

自分できめるようとして、実はそういうものの制限に従っている。

♪♪♪♪♪♪♪

理想をもつ。

いい面は、それを目標に自分を磨くこと。

悪い面は、それと違う自分を抑圧・否定してしまうこと。そうじゃない自分を見放して、切り捨てようとすること。実際には離れることはできないんだけど。

「理想をもつ」のが「いい」とか「悪い」とかじゃなくて、自分次第でそれが目的達成の役にたったり、邪魔になったりする。

♪♪♪♪♪♪♪

理想としては、恐いものなどなく、自分のやりたいことをバリバリやる自由な自分でいたい。

でも実際には恐いものだらけ。

そこに気づかないで、「恐いもんなんか、あるかい!」と強がっていたら、ボロボロになっちゃうし、どんどん理想から遠ざかっていくんだろうな〜。

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2006.9.6(水)彼岸

昨日の朝刊でビックリ。

スティーブ・アーウィンが亡くなったって。44歳。おお、そんなに若いのか。

アニマル・プラネットで「クロコダイル・ハンター」を見る度「ひぃ〜〜、こんなことしてダイジョブなのか!?」とハラハラしてた。

ダンナも「よく死なないなと思ったら、死んじゃったか〜」。

彼しかできない、彼らしい人生だったのかも。ご冥福を。

♪♪♪♪♪♪♪

昨日の夕刊でビックリ。

将棋の高柳敏夫名誉九段が亡くなった。86歳。

渋谷の高柳道場に通っていたときは、指していただいたこともあった。わたしの指し手が進まず、じいさまが2手指されたこともあった。あはは。いい思い出だな〜〜。

あそこでじいさまの奥さん、石橋さっちゃん親子や早水ちさ坊、船戸女流、飯塚さん、大庭美樹ちゃん、たな寅、石立さん……いろんな人に会った。もう10年も前なんだな〜〜。

道場はもうなくなっちゃったけど、あそこに行けてよかったなぁ。ありがとう。

ご冥福をお祈りします。

♪♪♪♪♪♪♪

楽器弾くとき、あがるのは重々承知。

でも先生の前ではあがらなくなってきてたのに……。今日はどうしたんだろ〜〜。

6ページもある大曲(わたしには!)をつっかえつっかえでも、弾いていて、そしたら恐怖が押し寄せて来た。ぼろぼろ。

……あがったっていうか? 恐怖って、なんの……??? 先生恐くないし、聴衆がいるわけじゃないし……?? なんじゃこりゃ〜〜??? 自分の中にたくさんの恐怖があることは自覚してるけど、わけわかんないなぁ。

……まぁいいや。そのうちわかるだろう。

必要なら……。

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2006.9.7(木)新しい人

嫌いな政治家の記事を読むと、「ま〜た、こんなことしやがって!」と思う。

あれれ、でも見出しを読んだだけで中身はちゃんと見ていない。理性が曇って、することなすことけなしてるだけなんだな〜。

ありのままを見ていない。

♪♪♪♪♪♪♪

「それって、美穂ちゃんらしくない」と言われて、反発を感じたことがある。「わたしらしい」ってなによっ。それはあなたの勝手なイメージの「わたし」でしょ! その中に納まってろっての!?

「やっぱり美穂ちゃんなら、○○だと思った!」。言われて悪い気はしなくても、それもその人の勝手なイメージ……。そこから逸脱することを許されないみたいな……。

♪♪♪♪♪♪♪

これって、嫌いな政治家にわたしがしていることでもあるのね。

自分がされてイヤなこと、傷つくこと。かなりの確率で他人にしている……。

魂への旅──宇宙でさえもあなたの一部」(マイケル・J・ローズ著)で「誰であっても新しいひととして見ること」というのは、こういうことを避けるってことなんだな。

じゃないと、わたしもその人も変わっていくのが大変だものね。

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2006.9.14(木)涼を痛めつけてた

中高生のころ、勉強してるフリして物語を妄想していた。

主人公は女の子。「中村涼」という名前。家が火事になり両親は死亡、自らは顔に大火傷を負う。火事は放火で、両親は正義を追い求めて巨悪を暴こうとしたため、謀殺されてしまったのだ。

天涯孤独の身となった彼女。

しかし彼女は理科数学の天才で、若くしてある研究所に勤めることになる。しかし顔の火傷をいやがる人もいて、研究所でも虐められる。虐めにめげず、明るく生きる彼女を影ながら支え、思いを寄せるイケメンの男性。

彼女は彼の思いに気がつかないが……?

♪♪♪♪♪♪♪

「チャングムの誓い」、途中から見てるのでよくわからず、公式ホームページで粗筋を読んだ。ヨンセンやクミョン、チェ一族となにがあったのかわかってきた。

中村涼のハナシとなんとなく似てるなぁ〜〜。両親が殺されてたり、試練の連続だったり、チョンホ様がいたり。

わたしが妄想していたときって、自分の中の憎しみを涼にぶつけてたような気もする。これでもか、これでもかって。とにかく虐め抜きたいような欲望があった……。

実人生でだれかにぶつけるとヤバいから、その補償だったのかね。

♪♪♪♪♪♪♪

するとダンナが三島由紀夫にも似たようなのがあるよって。すごくムキムキの主人公がこれまた苦難の連続で……。

なんかそういうのって……多くの人がもってるキモチなのかしら。

「チャングム」は「おしん」と同じく、いろんな国ですごい人気なんだって。今週も見逃せない!

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