「ヨハネの福音書は難しいから、ルカの福音書から勉強しましょう」って、言われたことがあります。そう、ヨハネは共観福音書に入らない。それをシュタイナーが神智学の立場で解き明かしてくれます。つまり一般に教会でおそわるような仕方ではなく、霊界など見えない世界があることを前提にして、説いているのです。長年ふしぎだと思い続けていたことが、いくつかはっきり理解できました。地球のプラネタリー・ロゴスがキリストであると知って、ミテの中にあったなにかのしこりがスゥ〜っととけていきました。実はシュタイナーを読んだのは初めて。この本に出会えてとても感謝しています。(00.5.25)
いま地球は変化の時代にいます。そして2001年7月。私たちは強いエネルギーを受けるのです。誰でもオーラを見ることができるような日々。ある人は喜びのうちにアセンションし、ある人は葛藤を抱えて地球を離れていく……。2012年に時間の概念がなくなり、2026年には新しい時代が始まる! これから地球の各地で起こる災害や政治的な動きも予言されています。どんな風に受けとめてもオッケーなんじゃないかな。ミテは「日本には帰らないのかもしれないなぁ」なんて思いました。(^◇^;)
追記:もう来月は2001年7月じゃん! はてな〜と思っていたら、こんな情報あり。最近になって、光の12日間ではなく、「12年間」とゲリーが訂正したんだって。もっとゆるやかに変化が起こるのね。2001年か、2011年かという謎はこれだったのかな。(01.6.19)
さらに追記:この「変化」とは分離から合一へ向かう変化であり、魚座から水瓶座の時代(ニュー・エイジ)へと向かう変化です。そりゃ、いいことだ!……なのですが、「産みの苦しみ」とでも言うべきイベントでもあるのです。具体的には葛藤(心とは裏腹の思い、行い)が次々に浮かび上がります。とても苦しいはずです。個人もそうだし、組織、国、あらゆるレベルで葛藤が明るみに出ます。増えている凶悪事件、次々に明らかになる会社の不祥事、不穏な国際情勢。これは浄化の過程であって、結果的に世界はよい方に向かうのですが……。そう、たとえるなら「風の谷のナウシカ」に出てきた大海嘯ですね。腐海があふれる。
ゲリーが薦めるのは葛藤を手放すこと。「私にはこういう葛藤があるんだ」と認めて、静かに見つめるとそれは消えます。「こんなんじゃダメだ!」と自分を責めたり、「なおさなくちゃ」と戦ったりすると、葛藤は力を得て大きくなります。腐海にしずんでしまう。ジタバタしちゃうのはしょうがないけど、「葛藤を静かに見つめる」ことを頭の片隅にでもとどめておいてね。(02.9.8)
もひとつ追記:ゲリーの解釈とは違うかもしれませんが、「葛藤を手放す」とは「自分を知り、認め、受け入れ、許し、愛する」ことと思っています。苦しみとは、自分の心の声を無視することで生まれます。逆に言えば、苦しんでいるときはチャンス。どこで心と離れてしまったのでしょう? 責めることなく、自分を見つめましょう。仮に誰かを責めていたとしても、そういう自分を許して下さい。(02.9.9)
アカシックレコードとはなにか、に始まって、イエス・キリストのこと、輪廻転生、地球と意識の進化、ピラミッド、アトランティス、レムリア……いろんな話題が出てきます。高橋さんが放つ疑問にゲリーが答えているので、かえってわかりやすいかも。「そうそう、それが聞きたい」って思う部分があったりしてね。巻末に膨大な参考図書リストも。すごいです。(00.6.2)
上の2冊に出てくるアカシャ(アカシック・レコード)とはなんのこと? でもきっとこれを読めば全てが明らかになって、わたしもアカシックを読めるようになるかも……と思ったのですが、む、むずかしい! まだミテは「ほんとうは時間はない」ってことを理解してないしね。でも「善悪の区別はない」「判断しているのは人間」ってのはわかってきましたよ。だってセラピストは「いい悪いと判断しない、批判しない、裁かない」ってのが大事なんだもん。その姿勢がアカシャとも関係があるとは! これは最近のミテのテーマなのかもね。シュタイナーにも書いてあったし。(00.6.2)
もう始まってるんだって! シャロンがイスラエル首相になったときから……。ああ、そうなんだなぁって感じ。はて、これからどうなっていくの? そりゃま、知りたくて一気に読んでしまいましたが、大切なことはひとりひとりが恐怖を手放すこと、怒りを手放すこと、自分の光に気づいて輝かせること……と感じました。
いま私たちは大きな変化の時代にいます。新しい世界をつくるために。戦争に加えて、いろいろな災害もあると思うの。からだの変調もおこる。天候も……これはもう体験しつつあるよね。怖くなっちゃうこともあると思う。
無理しない。地に足をつける。素直に自分を観察する。成長しながら、毎日をご機嫌にすごしていこうねっ。(02.2.8)
レムリア、アトランティス、ムー、ヒトラーなどいままで聞いた(たぶん)ような内容も入ってる。そうそう、サイババについての記述もあるよ。面白かったのは、古川さんの過去生を読みながら、ゲリーとの関係を語っていること。ある二人の人間が長い長い時間、こんな風に絡まりながら生きてきたんだ……殺したり殺されたり、ももちろんあったし。
あらまぁ、本の中でゲリーが話しているフロリダの石の話をいまテレビでやってる。共時性ね! 読んだときに思ったより、もっと面白そうな場所! (02.3.20)
ある日少年ペドリートが宇宙人アミと出会う。アミは小さな子どもにしか見えないんだけど、おおかたの地球人よりいろんなことを知っている。宇宙の最高の法が愛だということもね。しかもそれを実践しているんだ。ペドリートは宇宙船でオフィルという星に連れていってもらう。そうしていろんなことを学ぶ。ときにはブウブウ言いながら、ね。大人が読まないように、これはおとぎ話なの。そう、とってもすてきな……♪ (00.12.25)
アミの3冊目、帰国した折りに買ってきました! 前2冊も装丁が変わって、さくらさんの絵入りになったんですね。お馴染みクラトも出てきて、物語は意外な展開に! 変わらず、底を流れているのは「最高の法は愛」ということ。そして私たちの理解がだいぶ進んだので、新しい事実もだいぶ出てきました♪ アミ、ペドリート、ビンカ、他の人たち、どうもありがとう! でもやっぱり、肉を食べるの好きだけれど……(^◇^;)。(01.3.2)
3部作がついに完成しましたね。「生きるとは」「社会とは」「宗教とは」「宇宙とは」……いろいろな問いに神さまが答えてくれました。いままで常識と思っていたことが、覆されて、混乱するし、びっくりするし、にわかには信じがたいこともたくさん。自分で感じること、自分で考えることを信頼しなさいってのが、一番のテーマなのかな。ぜひぜひお読み下さい。
関連する日記 2003.10.24 2003.11.15 2003.11.25 2003.12.10 2004.1.26 2004.2.26
上の三部作で終わりじゃないのぉ?? としばらく手を出さなかったのですが、一時帰国の時に八重洲ブックセンターで買ってきました。よかった! いますぐにでも実践できそうなことが書いてあったし、読んでてもいろんな言葉にハッとしました。一瞬一瞬すべて、自分を創造してる。毎日毎分、自分は変わっていく。最高の自分を創造するために、「これが私か?」と問いかけてみる……などなど。神はいつも語りかけている。聴く耳を持つ人がいないだけ……。神はいつも共にいる。この言葉が力強く響いてきました。(01.3.8)
こんどは対話じゃなくて、神さまが直接読者に語りかけます。そしてあかされるのは、人類が自分を経験するために作り出した「幻想」のこと。幻想だということをコロッと忘れて、どっぷりつかってると、アップアップして、人生はとんでもなく辛いものになっていく……。
あ、そういうもんなの? わかるところも、響いてこないところもある。でもいいんだ。少しずつ、一つずつ腑に落ちれば。一番納得したのは、しあわせになるのに必要なことはなにもないってとこ。やせてたって、太ってたってしあわせになれる。馬を持っていたって、持っていなくたってしあわせになれる。日本料理店があったって、なくたってしあわせになれる……あれ? かな?
ダンナがいたって、いなくたってしあわせに……あれ? まだそこまでは言えないか〜。もっといろいろ思い出すことがあるな。(02.1.28)
神さまが語りかけるのは、ニールだけ? うんにゃ、そうじゃない。語りかけるのは、言葉でだけ? いーや、そうじゃない。心がけのよい人だけ? そんなことない。信心深い人だけ? そんなんじゃないんだよ……。
いろいろな人が体験した神さまからのメッセージを集めた本。神さまはいつも私たちとともにいる。でも、気がつかない。受け取らないだけなんだよ。……と語りかけてくれます。私たちが耳を傾け、ハートを開いて受け取ればいいのだと。「神さまは私を見捨てた」「遠くにいらして、忘れてる」「答えてくれない」。そう思ってもいいけれど、実際はいつもあなたとともにいる。生きるのは実はとてもシンプルなのかも! (02.5.1)
怒れる神、鎮めなくてはならない神は人間が作ったイメージなんだよ。神は罰しない。災いをもたらしたりしない。なんたって、愛の神なのだから。
もう、そういうカンチガイを認めて、新しい生き方をしよう。そのために信念を点検しよう。あんたの信念が、不幸な毎日を作り出しているんだったら、信念を取り替えてしまえ! もっと幸せに楽しく生きられるモノに。
神は愛そのもの。命そのもの。喜びそのもの。
だれかに不幸な人生を送らせようなんて、思いもしない。生き生きと、喜びに満ちて、愛を生きてほしい。だって、あなたは神と一体であって、愛そのものなんだから!
それを忘れて、人間は罪深く、マチガッテおり、穢れていてどうしようもない、と思いこまされている。それは楽しいか? いや、それこそが世にはびこる暴力、怒り、報復を生み出している。
人間はどうしたいのか? 愛と平和のうちに、もっと人類の歴史を刻みたいのか? それとも自分たち同士傷つけ合い、惑星地球を丸坊主にし、動植物を滅ぼして消えてくなりたいのか?
いま選択しよう。あなたが決断しよう。
……というようなことが書いてあった、と思う。
♪♪♪♪♪♪♪
そうだ。
本当は誰も罰しはしないのに、わざわざ自分が自分を罰しているんじゃないか、って思い始めた。私はしょーもない存在だから、罰を与えなくてはならない……そんな「信念」が深く深く潜んでいる気がする。
なんだ、そりゃー? それでもって「苦しいよぉ、生きるのは辛い、大変だ、誰か助けてよぉ!」と叫んでもいるようだ。そういうのをマッチポンプと言うんだろう。自作自演だから、なかなか抜け出せないのだ。
考えてみれば、なんてバカらしい……。
どこらへんで自分を罰してるのか、どんな信念を抱えてるのか。しばらく観察してみようっと。(2003.7.23)
1999年4月20日。アメリカの高校で銃乱射事件が起き、13人が殺された。犯人2人も自殺。……そのころは自分がアメリカに行くなんて思ってもなくて、「え〜〜! う〜〜ん」と思ってもヒトゴトだったのだと思う。帰国してから、あれはコロラド州デンヴァー近郊で起きたことだと知った。ついでにいうと、ジョンベネ事件もコロラド州ボールダーのお話とか……。まぁ、それはおいといて。
監督のマイケル・ムーアは「どうしてアメリカでは銃による殺人事件が多いのか?」と疑問を抱く。血塗られた歴史があるから……いや、どの国も似たり寄ったりでしょ? 貧困層のせい……カナダの方が失業率は高いのよ。家族崩壊……離婚は英国の方が多い。銃が手近にあるから……カナダも同じようなものなのよね。じゃあ……???
NYのひとけのないところや、ヌアーク、オレンジ、バルチモアで黒人を見かけるとドキッとした。怖かった。反射的に「なんかされたら!」と思ってしまい、そんなことを思うなんて差別主義者なんだわ……と自己嫌悪したり……。でも、この映画を見て、カラクリがわかった。日本で生まれ育った私まで、影響を受けているなんて! 恐るべき洗脳。
カナダ……カナダっていい国だな。アメリカとあんなに違うとは知らなかった。全編通して泣けます。笑えるし、怒れるし。最近のお気に入り。(2003.12.15)
サダム・フセインも見つかったが、世界は混沌としていて、いたるところに暴力と欺瞞と恐怖がはびこっている。世も末だ! 世紀末だ! ……って新世紀に入ったところだっけ。
日本でも隠されていた巨悪が表に出る機会が増えてきた。そしてアメリカでも……。「えっ! うそっ!」と思うことのオンパレード。ここまで書いていいの!? マイケル(帯に「ブッシュ最大の敵」と書いてある)、肺ガン男に気をつけて!(って、シリーズが違う(。o゜)☆\(-"-))。
ジャーナリストの田中宇(さかい)さんが「ブッシュは事前に9.11を知っていたのでは?」とメルマガに書いたとき、まさかそんな、と思った。出典が書いてあっても、突拍子もないことってなかなか信じられない。でも、いままたマイケルが……。穀物メジャーや石油メジャーがやってること、オウム真理教の存在だって、はじめは信じられなかった。もうその轍は踏まない! としたら、信じてもいいか!!
なんていうか書いてあることが実用的、実際的。「神との対話」の内容をマイケルが実践してるんじゃないかって思っちゃう(「わたしが書かせたのだ」なんて声が聞こえてきそう)。
そしてまた、こんな世の中だけど未来は明るいなぁって思える。希望の書!
それともうひとつ。この本はアーデス・プラットとキャロル・ギルバートに捧げられている。二人はブッシュがイラクを攻撃することに反対して、コロラド州のミサイル基地に侵入。それで逮捕され、36年(だったかな?)の懲役刑を受けたのだ。囲いを壊して入っただけで!! 中年か初老のシスター(カトリックの)だと思うのだが、こんな量刑は酷すぎる。コロラドローカルのニュースサイトで読んでいたんだけど(だから曖昧なところはごめんなさい。記憶に頼って書いてる)、マイケルはちゃんとこの人たちにも心をかけていたのね……。ミテはそれだけで泣けてしまった。(2003.12.15)
21世紀に入ったら、急に読みたくなりました。前にも1度読んだけど、ちんぷんかんぷん。それが今度はちょっとわかったような……。なにがって言われると困るんだけど、ピラミッドの謎とかは、ほかの本を読むよりこっちの方が腑に落ちる。もう地球もフォトンベルトに入ってるんだし、じたばたせず多次元の存在でいよう、なんてね。ますますグラウンディングして、いまを生きる感じ? (01.2.4)
「ワクワクすることをしていけば、人生の目的を達成できる」ということを聞いたことはありませんか? それを言ったのはバシャール。「でも、どうやって?」「私はこんなんでいいの?」などの問いに答えてくれています。でも、以前読んだときはわかんないこともあったのよね。シンプルすぎるからかな〜。「複雑なのは高級」なんて思い込みがあったんだね。バシャールの言ってることは、とっても簡単。シンプル。だからって、即実行・実践できるか……というと、いろんな障害もある。だけど、「これでいいんだ〜」ってリラックスしながら、近づいていける、と確信できる! (01.8.7)
きれいで簡素な詩のなかに、深い真実が語られている。精神世界にふれはじめたときにはあんまり面白くなかったし、意味もよくわかんなかった。でも、めずらしく手元に置いておいた。7年くらい経ってやっとわかるようになっていることに気づいた。
すこしずつ少しずつ、大切に味わいながら読む。(02.7.22)
ひょっとしたら、佐藤愛子さんの本は初めて読んだのかも知れない。佐藤さんの使命は心霊世界の実相を伝えること……。彼女の前世や先祖がしたことの尻拭いをしている。本人に罪がなくても、そういう巡り合わせ。前世はともかく、先祖か。それはミテにとっては新しいことだった。でも、そうなのかもしれない。
むごたらしい少年犯罪の頻発も、あるいは憑依によるものかもしれない、と佐藤さんは考える。そして私もそう思う。それによって、いままで歴史から感情から表舞台から切り捨てられてきた悔しさや悲しさや怨念が表面化して、浄化されていく。そんな過程にあるのが「いま」なんじゃないか、とミテは思う。
いままでは日本を守ってこられた方がいらしたが、その相曽誠治氏は1999年12月31日に亡くなった。日本は、いや世界は落ちるところまで落ちていくように思える。でも、それが根こそぎの浄化であって、しかも新生はもう始まっている……。なんていうと、艱難辛苦を体験されてきた著者から「あまいっ」と叱られるだろうか?
私にできることは、私を成長させること。そのために自分を知る。受け入れる。でもこれはキレイゴトではすまない。いやがり、嫌い、泣き、怒り、落ち込み、暴れ、七転八倒……その末に「もういいや……」と諦めて、受け入れる……。そうでなくては。
成長するために(波動をあげる、と表現されている)どうしたらいいか。中川昌蔵氏という方が、こう書いておられるそうだ。
今日一日、親切にしようと想う。
今日一日、明るく朗らかにしようと想う。
今日一日、謙虚にしようと想う。
今日一日、素直になろうと想う。
今日一日、感謝をしようと想う。こう書いて、目に付くところに貼っておけ、なんだって。ちぇ、なーんだと思ってしまった。そんなお説教はもうイラナイ。ところが、ページを繰って驚いた。
実行してはダメです。
意識して実行すると失敗します。実行するんじゃなく、言葉を心にしみこませろと。そういうことをするんじゃなく、そういう人になる、ってことだよ。つっぱった気分が消えて、うれしくなった。霊界の仕組みも意識しながら、いままでどおり自分を知ること、受け入れること、認めること、許すことをかっこわるく目指していこう。(2003.12.27)
これから地球はどうなっていってしまうんでしょう? なにか自分にできることがあるんでしょうか? 現実の世界情勢とあわせて読むと面白いかも。魂は転生する毎に成長して、乳児期、幼児期、青年期、成熟期、老年期の5段階を経験するそうです(それが「5つの魂」)。乳児期には乳児期の、老年期には老年期の特徴があり、どの段階がどんな割合で存在するかによって、その地域(国)のありようが決まるということです。「こいつの魂は青年期だから、こんなに傲慢なのか……。じゃ、しょ〜がないな」と、相手を許すのが簡単になる!? タイトルや帯と、内容はなんとなくずれてるような気がする。
エドガー・ケイシーの伝記です。かなり厚い本ですが一気に読みました。いまではエドガー・ケイシーの業績は高く評価されているけど、ご本人は「リーディングが間違っていたらどうしよう」とずっと悩んでいたんですね。意外でした。彼の人生に入れ替わり立ち替わりあらわれる医者や科学者の頑ななこと。目に見えない世界など信じないぞ〜、だまされないぞ〜、という気持ちはわかるけど、読んでいてはがゆくなってしまいます。説明がつかないことでも受け入れて、メカニズムを解明するのが真の科学者だろうに。でも誰もがガリレオ・ガリレイではないってことね……。(00.7.26)
UFOとコンタクトした体験をつづった本です。1953年の話で古いのですが、内容はいまでも通用します。体験と言うより、宇宙からのメッセージを伝える本といった方がいいかな。まだニュー・エイジなんていう言葉もなかったころだから、いろいろ誤解されたり、大変だったんだろうな。そのせいか、ちょっと強硬な姿勢というか、「こうでなくてはならない!」という姿勢も目に付きます。時間があったら読んでみてね。(00.8.12)
水晶で作った頭蓋骨。2人のイギリス人がクリスタル・スカルに惹かれて、いったい何なんだろうと調べ始めます。2人とも西洋文明とか、科学的な見方とかしか知らなかったの。でも、マヤとかアステカとかアトランティスとか、不思議な考え方、思っても見なかった世界に出会って。無視しようとして、疑って、でもなんか気になる……。そして、受け入れていきます。こころの旅がよくわかる。水晶の力もわかると思う。なかなか面白いよ。(00.9.21)
「メディシン・ウーマン」の続きなんです。遠い昔に読んで、オボロゲに記憶にありました。アメリカ人の白人女性が、カナダに住むインディアンのメディシン・ウーマンに弟子入りして、教えを受けます。教えと言っても、講義講釈を聞くのではなく、いちいち体験し、体得しなくてはなりません。西洋文明とあまりにも違うので、リンは腹を立てたり、戸惑ったり。読んでいて理解できない部分もたくさんあります。日本人である私だって、いにしえの教えをほとんど知らないのですから……。でも、たぶんとても大切なこと! 導師のいない私たちも、いまこの道を辿っているのでしょうか? 時が来ているのだから……。(00.9.26)
大学の先生がお書きになった本なので、あんまり期待してませんでした(学者は頭が固すぎ、って最近思うのだ……ごめんなさい(>_<))。でも、実際にたくさんのシャーマンに会った体験談で、とっても面白かった。すっごい不思議体験があったりするの。筆者はマヤの「時間」に惹かれて行くんだけど、そこがよくわかんない。まあいいか。グアテマラやマヤに興味があったら、読んでみてね。大地に、風に、月に、太陽に感謝することの大切さを思い出せたよ。いつもそうできていればいいんだけど。(00.11.7)
膨大な資料を積み上げて、新たなエジプトの事実を描き出す……。そのデータ整理能力はすごいな〜。比較的偏見がないのもいい。エジプト学者の頭のかたさに呆れたり、もしかしたらエジプト文明は言われているよりもっと古い、なんて読むとワクワクしちゃう。でも、ゲリー・ボーネルが「光の12日間」などであっさり言ってることを、あれこれ引用して回り道してどうのこうの言われても「しつこい」って感じちゃう……。なのでなんかイッキにはよめなかった。(00.12.25)
つまりはニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の物語です。設立までにどんな人の熱意があって、どんな人がお金を出したのか。コレクションはどうやって集められたのか。どんな危機をどんな風に乗り越えたのか……。「ふんふん」って通りすぎちゃう様な展示にどれだけの努力が傾けられているか。これを知っていれば、自然史博物館を2倍、いや100倍楽しめる!!! さっそく出かけねば〜! あ、今日はクリスマスでお休みか〜。(00.12.25)
天然痘は絶滅したし、ほかの伝染病だって、科学の力で根絶していくんだ〜。医学だって進歩してるしね〜と思っていたのですが、事実は違うようですね。エイズ、エボラ出血熱、ラッサ熱、在郷軍人病……なくなるどころか、新しいのが増えて行くみたい! しかもそんなに害のなかった大腸菌の中に、人を殺しちゃうような突然変異株(O-157 とかね!)が出てきたり、抗生物質の効かない菌が生まれたり……。まー、あたしには関係ないけど……と思ってたけど、そうじゃないみたい! 自分の何気ない行動や気持ちが、まわりまわって病原菌に力を与え、どっかで人を殺してるかも! すべては繋がっている……思いもしない形もとって。
それにしても、アメリカって40%の富が人口の1%に集中してるんだって! すごい貧富の差があるんだね……。
リファレンスがしっかりしてるので、興味があったら原典にも当たれるし、すごく面白い本です。大部なので読み通すのには時間がかかるけど、ワクワクすること間違いなし!(01.8.7)
この本が出るとVOICEからお知らせが来たとき、「え、うそっ」と思った。サイババがインチキ!? 友だちからメールも来て、「ひとり一人みんなが神であることを知るには、これくらいの衝撃がないとダメなのかもね」なんて返事をした。でも、なかなか手に取ることができなかった。
サイババについてはテレビで見て、本を一冊読んだだけ。でも聖者なんだな〜、愛を感じるということはホンモノなんだな、と思っていた。詳しくは知らなかったのね。でも、彼がインチキだと暴く本を読む勇気が出なかった。パンタさんにネガティブな印象すら抱いてしまっていた。
でも近所に引っ越してきたので、パンタさんにメールして、返事をいただいて、もしかしてお会いできるかもしれない……。本を読まずにあれこれ悩むより、読んでしまえっ! 旅先の紀伊国屋書店で手に入れ、その日のうちに読んじゃった。
そっか、サイババは自分で自分のことを「神の化身」と言ってるのか。「わたしがあなたを幸せにしてあげる」って? それはやっぱり違うだろう……。たくさんの信者から数人を選んで特別扱いしたり、VIP信者なんてのがいるのも、変だな。そしてババを熱烈に愛している青少年に性的な行為を強要するに至っては……。その人たちが沈黙を守ることを見越しての行為だからなぁ。
被害にあった人たちが、「これも愛・信仰の試練なのだ」と自分を納得させようとするのもよくわかる。私が何十年も親を理想化していたのとおんなじだから。自分がみたこと、体験したことを素直に受けとめることができるようになるまで、とても時間がかかるのだ。
読んで良かった。すっきりした。「あなたの中に神がいる。あなたが光なのだ。ひとり一人が光と愛だ」と自分の中でもっと確信が深まるといいな、と思う。それがアンチ・キリストを見分けるカギなんだろう。サイババはアンチ・キリスト? そこまではわかんないけどさ。(02.03.01)
懐疑主義者のパンタさん。……ではあるんだけど、これだと思うとのめり込む。すごいことだよね〜。ミステリーサークルに関しても、コロラド州ボールダーから毎年のようにイギリスまで出かけて、ご自分の目と耳でミステリーサークルを追いかける。そしてみつけたファイナル・アンサー。
……ってここで書いちゃいけないね。読んでからのお楽しみ。
ただ、言えることは「自分の外側に答えはない」。神は自分の中にいる。神のメッセージはいろんな形でやってくる! なんでもそうなんだ! って感じ。(02.5.1)
この本を手に取る人はアトランティスにいた人……らしい。あ、じゃあ、ミテも? そうなの、「あなたはアトランティスにいた」といわれる度に、否定してきたのは滞在記にも書いたし、だからこそアトランティスなのか……と思い始めていた。この本を読んで、ほんとにそうだったんだな、って実感した。読みながら、滂沱と涙が流れ、嗚咽がもれる……んだもんなぁ。
読み始めたときは体調不良だったの。でも読んだら調子よくなった。
もう親との葛藤を手放そうと決めることができた。
「ソウルメイト」という言葉で腹を立てるわけがオボロゲにわかってきた。
1万2000年ぶりに自分を許そう、と決めた。たぶんアトランティスが滅びたことで、ずっと自分と他の人たちを責めてきたんだ。もうカルマはお終いにしよう。心からの「ごめんなさい」とともに。
クリア・クォーツとの関わりが深くなっていきそうな予感ざんす。(02.3.23)
追記:そうは言っても、やっぱりアトランティスとの繋がりを肯定しきれないんだよねー。本を読んでからも「アトランティス」はちょこちょこ暮らしに顔を出してるんだけど……。こんなに感激したワリには本も誰かにあげちゃったし。こんなに抵抗してるとこが、ホンモノっぽいよねーと思わないでもないけれど。(03.2.10)
上の本を読んで、「ミテはアトランティスにいたのか〜」と思ったでしょ。こんどはこの本を読んで、「ミテはレムリアにいたんだ〜」って思ったの。しかも、もっともっと深い! ディープな世界。アトランティスと違って、感情は出てこなかったけど、なんか納得!
ほんと、自分に力があること、人にはそれぞれ力があることを信じるのがとっても大切なんだ、と思う。「私が救ってあげる」なんて言われたら、楽だけど……。だけど、それは違う! って、もっと自覚したいな。(02.4.6)
聖書の中に暗号が隠されていて、ふるくはニュートンが暗号を解こうとしたのだそうだ。ところが彼は果たせず、コンピューターができて初めて暗号が解読されるようになった……。
聖書にはJFKの暗殺も、ラビン・イスラエル首相の暗殺も予言されていた。歴史上の様々な出来事も次々に聖書の中に発見される。著者はNY在住のジャーナリスト。無神論者なんだって。彼が取材した相手はイスラエル在住の数学者。神を信じているので、「この暗号は神がつかわされた」と信じている。
無神論者の著者はそう割り切れない。「誰が書いたんだ?」という疑問を持ち続ける。そしてもうひとつ。「予言は変えられないのか? すべては決まっているのか?」。疑り深いジャーナリストで無神論者の彼はずいぶん頭を悩ませたことだろう。この物語も一人の人間が変わっていく過程のようで面白い。
ネットで探すと「聖書の暗号解読ソフト」も売っている。でも、なんのために予言を知りたいか、だよね。イスラエルの情勢はハルマゲドンに向かっているように見える……が……。(02.7.29)
アブダクションってのは誘拐のことだ。世の中にはUFO に誘拐された人がいっぱいいるらしい。何回も何回も子どものころから……。
著者はピュリッツァー賞も受けた大学教授。それも米ハーヴァード大学で精神医学を教えてるんだって!! 超エリートじゃん。アブダクティー(誘拐された人)に催眠療法を行って、誘拐の記憶を探し出す。記憶はエイリアンに消されちゃうので。
誘拐された人はいろんなことに悩まされるらしい。夜の闇を怖がる。疎外感。記憶の空白。性的虐待を受けたような反応。誘拐されたときは体が麻痺してるので、怖くても叫べない。からだの自由を奪われた無力感などなど。ひょっとして狙われてる、なんて思いを抱くこともあるかもね。……なんていうか、すごく安心した。そういうことがあってもいいんだね。
8割方読んだところで、読み進められなくなった。注意散漫になって頭に入ってこない。いまは読むときじゃないらしい。(03.2.6)
1992年6月、アメリカ東部の名門マサチューセッツ工科大学で科学会議が開催された(大学は会場を提供しただけ)。テーマは異星人による誘拐体験と関連現象……! あらま。「いいのか?」っていうか、すごいな。開催を呼びかけた一人は上の本を書いたハーヴァード大学教授ジョン・マック。
で、ジャーナリストである著者はこの会議に出席した。その報告書なわけ。
UFO はほんとにいるのか? どこから来たんだ? 誘拐されたってホントなのか? 有名になりたくてウソを言ってるのか? こう疑ってる人たちをどう「科学的に」説得するのか。それより、どう説明したらいいんだ??
「真の」体験者は「こんなこと……ウソだといってほしい!」と訴える。それが「頭の弱い宇宙人マニア」と見分けられる点だそうだ。ミテも誘拐されたかも、そしたらいろいろ辻褄があう、面白いかも、なんて思ってるミテは「頭の弱い」部類か? けっ。
なぜアジアやアフリカからは報告がないんだろう、とも誰かがいう。「現実世界と心霊世界の区別が厳密でない社会」だからかな、と著者は思う。そうなのかな。日本人、英語苦手だからなんじゃ……?
でもちょっと考える。たとえば一人の日本人としてのワタシは、どれくらい東洋でどれくらい西洋なんだろう??
数人の催眠セラピストが自分の扱ったケースを報告する。面白いことに、セラピストごとにクライアントにカラーがあるみたい。だから個々のセラピストが出すまとめが微妙に違う。
会議後、参加者にインタビューをしたり、催眠セッションに同席したりして、著者は思う。
証拠はないけど……「誘拐体験者たちや調査員たちと同じく、私は彼らの遭遇について驚異の念でいっぱいである。そして、彼らの体験がうらやましい(少なくとも何人かの体験は)。それらが本当であってほしいと思っている」(下巻・p.383)。そうかい。にんまり。
「誰かがそのような生き物は存在しないのだという証拠を持って現れるまで、私は彼らの『浮き』がないかどうか見張っているつもりである」(下巻・p.387)。
テーマがなんであろうが、「存在しないという証明」はできないと思うけど。むかし、野田春彦先生にそう教わったぞ。高校生の時だったかな、なるほど〜ってすごく感心したのを覚えている。まぁ、それはご愛敬。(03.2.10)
占星術師ジョナサン・ケイナーのサイトは楽しみで金曜日の更新のたびにのぞいている。彼のサイトに投稿されたちょっと不思議な話が本に。
子どもがおかあさん、おとうさんを選んで生まれてくる……というテーマのお話が満載。じゃあ、流産や中絶は……という疑問にもヒントがあるよ。
思うのよね。イジワルなのは人間だけで、しかも特に自分をイヂメル癖があって、神さまや宇宙は愛に満ちてるんだって。
前世療法でも生まれる前後のことを思い出す人は多いから、わたしにはおなじみの話題……とはいえ、定型があるわけじゃないから聞くたびに面白いなぁと感心したり感動したり。ついつい「こういうものだ」と枠にはめてしまう自分の姿も浮き彫りになりました(^^;。(04.12.1)
バッチ・レメディのことは一言も出てこないし、著者も登場する科学者も誰一人知らないのかも知れない。でも、そ〜か、フラワーエッセンスはこういうことだったのか!
なに? バーバラ・ブレナン・ヒーリングスクール? エサレン研究所?
すべての出来事を記録するフィールド? これってアカシック・レコードかしら。というか、我々の生まれてきた目的は体験することで、われわれは神で、神の一部で、いのちの源、一体、そしてアルファでありオメガであることを説明している?
意識の力。ひとりひとりの中に全てがあるってこれだよね。
わたしたちは未来にも過去にも影響を与えられるってことは……時間は実際にはなくて、紙の束の上の方をめくったり下の方をめくったりって言ってた、あれ?
こんな研究が何十年も前から行われていたことにビックリ。まだまだ異端視されてるだろうけど、研究が増えて進んでいることにビックリ。「神との対話」と合致することにビックリ。この本が書かれて、翻訳されて、図書館に並んで、私の目にふれたことにビックリ。
翻訳した野中さんが「神との対話」を読んだら、ビックリするだろうなぁ……。野中さんもわたしも微小管周辺から始まって(アメフラシだったかしら?)、生まれ月を経て、「数奇な道」を歩んでいるのがやっぱり不思議。(2005.10.6)
関連する日記 2005.10.7(金)変化の時代
わたしたちは一体である、というメッセージをあちこちで目にする。
これもそうだった。まったくわからないわけじゃない……けど、アタマで理解できるようなものでもない。だからあの手この手で説明してもらっている感じ。
最近、気ってみんな感じ取っているということを実感した。体験した。そんなことも理解の一助になるだろうな。
この本は不思議な体験談。日本では去年出たのだけど、もともとは90年……だいぶ昔なのね。きっとわたしにとっては「神との対話」を何回も読んで、いろいろ悩んだり考えたりしてから手にとることになっていた本なんだろうな。
心のおしゃべりを受け入れ、手放して聞くこと。
すべてのもの、人を自分として見ること。
誰であっても新しいひととして見ること。
言葉は簡単だけど、実行するには骨そう。でもやってみる。
♪♪♪♪♪♪♪
自然と人間、もちろんつながっている。少しずつ、そう思うようになってきた。小さなことの積み重ねで、それが当然と思えるようになったのかな。直感と言うか、感覚と言うか。
これから、地球の自然を回復していくことになるんだろう。転換点がどのようにやってくるのか、わたしにはわからないけれど……流れに乗って行けますように!(2006.8.17)
関連する日記 2006.9.7(木)新しい人