2002.7.19 更新

2002.5.21(火)ジタバタ

昨日のことを引きずっていて、寝付けなかった。自分の中の何かを許してないんだろう。だって、くやしい! そう、くやしいよね。それでいいよ。いい気味だ〜とも思ってる。そう思ってもいいよ……なんてね。

怒ってみっともない、とも思ってる。でも、いいじゃん。まだ怒ることになれてないんだから、そうそう上手に怒れないよ。はじめは誰だって、みっともないと思うよ。

昨日、電話で話していて、自分が相手をコントロールしようとしてるな〜とよくわかった。相手もまた。まだまだコントロールドラマにいる。

でも、そこから抜けだそうと焦ったりジタバタするよりも、「そうなんだ」と認めるようにしよう。

ぐりぐりずっと考えていて苦しい。でも、そうか。「思い返すのをやめよう」とするのではなくて、思い返している自分を認めてあげよう。なにかあるのだから。その方が全然いいみたい。

♪♪♪♪♪♪♪

あるメルマガに「優しくなろうとすると、夢を邪魔する」というようなことがあった。うーん、わかるような。無理に優しくしようとしたり、優しいフリをしたりすれば、あとでつけが来る。

♪♪♪♪♪♪♪

16日に書いた「ハイテンションのメールをもらってびっくり」。ご本人にもそう伝えたら、ちょっとびびったような感じの返事が来た。

相手をびびらせないで、感じている言いにくいことを言うことってできないのかな? すると「そんな都合よくいくわけないだろう」という声が……。受け取るのは相手なんだから、と。ひとりひとり受け取り方はちがうんだから、と。

本音を言うと相手は怒る。預言者が容れられないワケだそうだ。

♪♪♪♪♪♪♪

「前世なんてない」「永遠の愛なんてない」と言われたけど、どう思いますかというメール。

はて、どう返事をしたものか、と考えていた。

すると「ないと思っている人にはない。あると思っている人にはある。思いが現実を創るのだから」という考えがやってきた。すごいなぁ、なるほど。納得。

♪♪♪♪♪♪♪

よく夢を見る。ダンナじゃない誰かと恋人同士だったり、結婚するところだったり、Hしていたりする。ダンナのことは全然知らないような感じ。

そのうち、「そういえばダンナがいたんだった……」と気がつく。もやの中からぼんやりとその考えが浮かび上がってくる。どうしよう、と焦る。

なんなんだろう……。今までの過去生でも、ダンナ以外の人を選ぶたびに後悔してきた、とか?

今生でも誰かとつきあっていると、「この人じゃない」って思いが浮かんできたものなんだよね。意志とは何ら関係なく。超ラブラブのときでも……。そんときは辛かったな。

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2002.5.22(水)みんな人間

無視されることに弱い。傷つく。どこかで「自分は無視されても仕方のない存在」と思っているのかもしれない。大昔(アトランティス?)の人が出てきて言った。「わたしの意見が無視された! 滅んでしまう!」と。またまたアトランティスの滅亡関係か……。

♪♪♪♪♪♪♪

昨日会った一人が言った。「うちの子はね、私の顔を両手でぐいと挟んで、『ママ、最後まで話を聞いて!』って言うのよ。こんど、おかあさんにそう言えばいいのよ」って。ああ、いいなぁ……そうか、そんなに簡単なことなんだ。……その簡単なことができない。涙が出て来ちゃう。

彼女はミテと同じ名前なんだけど、同じように弟が一人。なんと、うちの弟と同じ名前だった! 漢字は違ったけど。びっくり。美穂・ヤスヒコという姉弟は日本中にいるかもしれないけど、こんな地の果て(?)で出会うなんてねぇ。

♪♪♪♪♪♪♪

日本人の多くは「口答えをするな」と育てられて(「さくら」でもそういうシーンがあった)、自己主張をやめてしまうんだろうか。そう育てていながら、「日本人は外国人と違って自己主張ができない」などと、非難する人もいる。なんなんだ。悔しくて悲しい。

自己主張の下手なミテがほんとうの思いを語ろうとしている。最初からうまくいくわけがない。傷つくことがあっても当たり前。アメリカ人だって四苦八苦してるんだから。「神との対話」でもよくニールが「本音を言うんですか!?」なんて困っている。

でも、うそは人の力を弱くする。それを大切に心にとどめていよう。そのためにも、自分自身をもっと知ること。

♪♪♪♪♪♪♪

本音は誰かを傷つける、みたいな式が頭の中にある……そうなのか? 本音って、怖いもの? みにくいもの? 本音を聞いて安心したりしないのか?

両親と離れて、施設で育った女の子のドキュメンタリーがあった。施設の子と職員が一軒家で家族のように暮らす試み。彼女は長女役。おかあさん役の人とずいぶん衝突したらしい。「でも、本音でぶつからないと信頼関係は育たない」と。ほんとうに……? その意味を知りたい。勇気をありがとう。

♪♪♪♪♪♪♪

「ヒーリングにいって、こんなことを言われ傷つきました」とか、「セラピストがこんなでした」というメールをいろんな人からもらっていた時期があった(最近ないなぁ)。そういうヒーラーは問題だ、困ったセラピストだ、なんて思っていたけど、ほんとうのところは、みーんななにかしら未解決の問題を抱えている。人間なんだもん、当たり前だ、と気がついた。

問題なかったら、とっくに「あっち側」に行ってるだろうし。

ただ、人より問題に気づこうとしてる、苦しんでいる、模索している人たちなんだ。自分と向き合おうとしている人たち。聖人君子じゃなくて、生身の人間なんだからな。ミテも含めて……。

ゆめゆめ奉ったりしないように。そういう思いは対象を変質させたりする。サイババのように。

♪♪♪♪♪♪♪

知り合いのお姉さんが脳卒中で倒れた。思ったより、ダメージが大きく、来週にも亡くなるかもしれない、と。先週、生命維持装置を外したそうだ。

死について読み、考え、思いを巡らせていても、誰かの死に直面するとやっぱり悲しい。悲しくていい。悲しもう。

♪♪♪♪♪♪♪

道にプレーリードッグの死体があった。車に轢かれたの。すると、キツネが出てきて、くわえてもっていった! キツネ〜!! 日のもとでハッキリみたのは初めて(夜中に道を横切るのはみたことがある)♪♪

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2002.5.23(木)下手でも本音

そうだ、エリザベス・キューブラー・ロス博士も本音を話さなければ、なにも伝わらないとおっしゃってるよね。本音を言えないうちは、安心して死ねないのだった。

じゃあ、どうも下手を打ってるのはどうして? ちがう。一回ぐらいじゃわからない。まだなにもわからない。「不器用でいいんだから」と声がした。うまくやろうなんて考えないで続けなさい、と。そうでなければ世界は変わらない。誰かが始めないとね、だって。

本音を言うには、いつも自分の本音に気がついていないとね。

♪♪♪♪♪♪♪

自己防衛って、自分を責めているからよけい。

♪♪♪♪♪♪♪

メールの返事を書きながら、こんな言葉がやってきた。

ありのままの自分でいいじゃん。

悩み苦しみ、試行錯誤し、間違い、傷つき、傷つけられて、泣いて笑って怒って。ウソついてごまかして。元気になったりシュンとしたり。酒飲んで、恋をして、慌てたり転んだり。ケンカして、諫めて、困って。

なんだろう、生きているって愛しいね。いいね。

……なんか急に悟っちゃったのかしら、とビックリ。こんな言葉が来るなんて。感動。

♪♪♪♪♪♪♪

批判されたり非難されたりを怖れているワリには、あんまりそういうことがない。本当に怖れているのは、そういうとき自分が怒ることみたいだ。それほど怒りをマイナスに捉えている。

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2002.5.24(金)NJへ里帰り

朝起きると、雪が積もっていた。昨夜の雨、深夜から雪になったのね。といってもアスファルトではとけている。車の上や芝生が白い。

昨日はデンヴァーで会食があって、そのままホテルに泊まった。朝6時半、デンヴァー空港に到着。カリフォルニアに行ったときに比べて、セキュリティはすいすい。飛行機(UA)は満席。

隣はアラスカからNJへ向かう老婦人。珍しく食前のお祈りをして、機内食を食べ始めた。食事が終わると、紙ナプキンでトレイをきれいに拭っていらした。こういう方もいるのか〜。

昔ある日本食レストランの女将さんが言ってたんだ。「アメリカ人はどんなに散らかしても、そのまんま席を立ちますよ」って。ファスト・フードの店内だってテーブルは汚いもんね。

「アメリカ人は」というより「いまどきの若いモンは」って感じ? この方は「古き良きアメリカ人」なんだなぁ。

雪のデンヴァーから来たのに、Newark 空港は28℃。湿気があってムシムシ。うわー、なんという差だ〜。

久しぶりのNJは運転が荒っぽい感じ。マナー悪いかもね。

宿泊は10号線沿いのResidence Inn by Marriott Parsippany。スイートなので、冷蔵庫もキッチンもついていてとてもよい。アメリカのホテルって、まず冷蔵庫ないもの。けっこうそこが不満。

友だち2人と合流して、ロアンタカをお散歩。そのあとは新しく赤ちゃんを迎えたアキコさんご夫妻とその後輩、一緒に散歩した一人と中華のBean Curd でご飯。常連だったダンナを見て、店員さんが「あれ〜? コロラドから〜?」なんて喜んでくれた。

ああ〜懐かし〜……というより、今もずっとここに住んでいて、今日はたまたまみんなとおしゃべりしてる、みたいな気分。空白を感じない。ここにいて当然、というような。

店を出る前、ダンナは店員さんと写真を撮ってご満悦。こういうのってうれしいね。

♪♪♪♪♪♪♪

月曜日はMemorial Day 戦没者追悼日でお休みだから、計画した旅。だけど、祝日ということでテロ警戒も出ている。ホテルでメールをチェックしたら、日本領事館が出した警戒文書を友だちが転送して、「気をつけてね」って。楽しい気分に水を差されて、すんごく腹が立ってしまった。お気遣いありがとうと言うべきなんだろうけど、もうNYのそばにいるんだよっ! そんなミエミエの日にテロなんて起こるかっ! 警戒ったって、どうしろっていうんだ!

心配されるのにはとことん弱い。だいたい必ず怒る。

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2002.5.25(土)お墓参り

朝、ヴィクトリアに電話をして、レッスン室に訪ねた。小学生へのレッスン中。「この人は生徒さんだったのよ」と彼女に説明して、「いま練習している曲を弾いてあげて」。小学生はアメリカ人だったけど、はにかんでなかなか弾いてくれない。えへへ、ミテとおんなじだね。

「結婚式の日取りが決まったの! 来てね、招待状を出すから! あ、ホテルがとれなかったら、連絡して。きっとバタバタしてると思うけど、なんとかするから。絶対ね」とヴィクトリア。

へ!? え、いいの? 私たちが行っても? うわ〜、アメリカの結婚式に出席できるなんてうれしい……けど、うわーどうしたらいいんだ〜? お祝いとか着るものとか!? ジーンズしか持ってない〜(スーツ関係は寄付しちゃった。というか太って入らないぞ)。ほほホンキ? と半信半疑、目が点になりながら「またね」。

ああ、会えてうれしいな。結婚式!? うれしいな。ふふふ。

♪♪♪♪♪♪♪

行こう行こうと言って行かなかったレナード・バーンスタインのお墓参りに行く。

リンカン・トンネルをくぐり、ポートオーソリティーに車を置く。地下鉄に乗ってブルックリンのThe Green-Wood Cemetery グリーンウッド墓地に向かう。ブルックリンに行くのは初めて。

地下鉄MかNかRかWに乗って……なんだけど、工事でゴチャゴチャしているのか、「この車両はここで停まります。どこそこへ行く人は、なんとかに乗り換えて下さい」なんてアナウンスが。ああ〜、聞き取りにくい〜。どこへ行きゃいいんだ〜?

なんとかたどりつく。25th St. に大きな門がある(25th St. 駅のすぐそば。降りて東に歩く)。ここで園内の地図を買うことができる。地図を買わないまでも、「そのお墓はここ」と教えてくれる。

はじめ36th St. の入り口に行ったら(こっちの方が駅が大きい)、小屋に門番がいるだけで、彼女はなんにも知らなかった。「バーンスタイン? なにそれ?」みたいな対応(^^;。でも正門(?)を教えてくれただけありがたい。

お墓はとてもシンプル。戦争反対と明言している映像を見て以来、好感度上昇中だけど、お墓を見てまたも上昇。ミテのお墓も(アセンションしなかったら)、シンプルなのがいいな〜。緑も多いし、海も見えるし、すてきな墓地だった。

町の様子は雑然。白人じゃない人ばかり。ちょっと怖いかな? まぁ、自分だってそうだしな。ちいちゃな中華屋さん東雲Taste of China があって入った。テイクアウト(carry out, to go)中心だけど、店でも食べられる(テーブルが3つくらいある)。うわぁ、これがいける。あああ〜、東は東洋人が多いからか、ちょっとした中華でもすごくおいしい。この店、フォート・コリンズに来てくんないかねぇ。

旭屋書店、メッツショップをめぐり、マンハッタン在住のお友だちを訪ねる。男子禁制のお部屋なので、ダンナとは別行動(グラント将軍のお墓を見に行った)。わんちゃん(室内犬)がふたつもいて、遊びながらおしゃべり。たのしい〜。彼女の周りでも、ばたばたと帰国なんだと。

うーむ、全米的に日本人の帰国ラッシュ? 日本でなにか起きるのか? アメリカでなにか起きるのか? ……なんてアメリカ在住のお友だちと話してるのさ。

ダンナとリンカンセンターで合流。せっかくだから(?)トイレに行く。ここはいつでも誰でも入れるトイレがあって便利。きれいだしね。

NBCショップ、ポケモンショップ(お土産を頼まれた)、紀伊国屋書店。ここでやはりマンハッタン在住の3人と待ち合わせ。彼らお薦めのお店を目指して、中華街へ。

到着したのは午後8時ごろ。店の外は長蛇の列。店員さんに聞くと、「20分待ち」とのこと。実際には50分待ったけどね。みていると、いつでも誰にでも「20分待ち」と言ってる(^^;。

この店の名物は小籠包(しょうろんぽう)。話には聞いていたが、食べるのは初めて(偽物は食べたことがあるけど)。うわ〜、こんなにおいしいものがあるのか〜。ぐえ〜、シアワセ〜。もつべきものは、地元に住んでる食いしん坊のお友だちだわ。

鹿鳴春 Joe's Shanghai。また行きたい〜。

彼らによると、やっぱりマンハッタンはいつもより人が少ない感じらしい。

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2002.5.26(日)ニュージャージー

朝、雨。ニュージャージーは暑くてムシムシ。夜は冷え。

プリンストンに出かけて、ゲーデルのお墓を訪ねる(墓参りの旅だなぁ)。さいきん、ダンナが彼の本を読み返したらしくて……。やはり緑の多いステキな墓地。入り口の郵便受けに墓地マップがある。

映画"A Beautiful Mind" を見た後だから、プリンストンがいっそう輝いて見える(みーはー(^^;)。大学ショップでも、本が山積みになっていた。囲碁を打っていたのはどこだったのかな〜??

中古CD屋さん"CD Exchange" で近くに住むお友だちと待ち合わせ。大学オケをやっていたご夫婦なので、オケやクラシックの話ができてダンナもうれしそう。「きのうバーンスタインの墓に行ってきたんですよ」「ほ〜、いいなぁ。行きたいなぁ」。クラシックファンじゃなくちゃ、この感激は伝わらないもんねぇ。

お薦めの(「あんまりはずれがない」「大丈夫な店」)イタリアレストランに。いい雰囲気でおいしかった。彼はなにが「はずれ」か知っているから、アドヴァイスしてくれて。ふふ、これも大事な情報。

それからNJに行く。へ? いまいるのもニュージャージー。だけど、これから行くのは戦艦 Battleship New Jersey。フィラデルフィアの対岸Camdenという町に係留されている。これまたなんか貧乏そうな、やばそうな町(貧乏=やばい、なんて図式は気にくわないだろうけど、やっぱりすさんだ感じで怖いんだもん)。ブルックリンとは違って黒人ばかりだった。

駐車場が6ドル、入場料がひとり10ドル。ウィスコンシンと違って、ツアーを組んで説明してくれる。ああ、暑い。それにしても暑いな〜。

日本はアメリカの同盟国ではあるけど、第2次世界大戦の「敵」というイメージがどうしても拭いきれない、とミテは思ってしまう。目があってもにっこりしてくれる割合が少ないように思った。これはヒガミかな〜。

メモリアル・ディを控えて、なにかイベントがあるのか、そのうち甲板に白いセーラー服を着た人が集まり始めた。なんだったのかな。

きのう小籠包を食べた面々とミツワで待ち合わせ。フォート・リーの豆腐屋さんに行く。ああ〜、おいしかった〜っ。

♪♪♪♪♪♪♪

なにを考えているかわからない人をいじめたくなる傾向がある。向き合ってくれていない、バカにされてる、攻撃されてる、と思う。腹が立つ。

件の「受け入れられない人」のこともそう感じている。「浅い話しかしてないね」と言ってみた。やっと本心(らしきもの)を言ってくれた。こわいけど、ホッとしている。

相手も「本心を言う=攻撃」と思っているのかも。でも、言わない方が攻撃力がある。文章以外の気持ちって伝わってくるから。

いまの気持ちは、その人に拒否されている、否定されている、いやだ、こわい、もうメール交換はやめたい。受け入れられない、きらい、腹が立つ……といったところ。

♪♪♪♪♪♪♪

脳は現実と想像の区別がつかないと言う。「思いは現実になる」というか、思いってもう既に現実……?

テロをこわいこわいと思っていると、実際にテロに遭う……というより、実際は安全な場所にいるのに、ずっと恐怖の中ですごすことになる。そのストレスは病気だって引き起こすだろう。

♪♪♪♪♪♪♪

「そうだ、携帯の番号、聞いておけばヨカッタ」と思いながら目が覚めた。メールを開いたら、番号が書いてあった。

「光の十二日間」(ゲリー・ボーネル著)には、想念が実現するまでの間隔が短くなる、とある。これもそういうことかしらん?

葛藤を手放すように、とゲリーは言う。手放すには、それをただ静かに見つめること。けっこう効果があるのだ。でも、毎度じたばたした後に、「そっか、見つめるだけでいいんだっけ」と気がつく。

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2002.5.27(月)またね、NJ

気的過敏体質なので(と、いいわけする)誰かといるより、一人でいる方が好きなんだけど、「人に会うのは楽しいものだな」って思った。

♪♪♪♪♪♪♪

もう一人の新しいベイビーちゃんを見に行った。勝手に揺れてくれるブランコなんかあって面白い。スイッチを入れると、細かく振動する。買ったときは、新しいパパとママも「なんじゃこら?」と思ったそうな。でも、赤ちゃんは気に入って、静かになったりするらしい。

「脳味噌ぐちゃぐちゃになっちゃう」とパパは心配していたけど。

パパさんとは初対面。「おくさま同士」で会うのはたいてい平日の昼間。ダンナ連は仕事だもんね。話してると、共通の知り合いがいることがわかってビックリ。

お宅を辞して、ペナンでお昼。やっぱりおいしいなぁ〜。

最後に会社を見て、住んでいた家を見て(もう誰かが住んでいた)、ウェンディの家にお土産を置いて(お出かけ中だったが)、高速に乗ってからガソリンに気づいていったん降りた。ニュージャージーのフル・サーヴィス(スタンドの人が入れてくれる)も懐かしい。降りたところはカリフォルニアにいった友だちが住んでいた近所。懐かしい〜。

空港のセキュリティが厳しいと聞いたばかり。早めに到着したら、United はスイスイ通れちゃった。時間が余る。テロのウワサのある日、しかもUnited (9.11でハイジャックされた会社)だから〜??

2人も赤ちゃんを見て、恐怖症もちょっとは薄れた感じ。でも見るのはいいけど、まださわるのはいや。

飛行機、機長が急病でちょっと遅れた。待っていると、「代わりの機長がいま、駐車場に着きました。こっちに向かってるところです」とアナウンス。こういう茶目っ気っていいなぁ。

初めてB777に乗った。椅子もゆったり。どこを飛んでいるかの表示もあったし(そういう飛行機に乗りたい、って話したばかり)。ここでも思いが実現してる?

♪♪♪♪♪♪♪

里帰り。

不思議と「いまここにいて当然」という気持ち。空白や場違いを感じなかった。

町は同じようにそこにある。でも、ちょっとずつ変わる。古い建物がなくなったり、改築されたり、新しいのが建ったり。ある人は去り、ある人は来て……。

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2002.5.28(火)なんでもあり

どうせすべては繋がっているのだから、どんなヒーリング方法、どんな考え方をもっていても、テンションは解放される……というような夢を見た。誰がなにを考えてもいいんだって。

でも、自分が傷ついたのなら、相手にそういえばイイや、って。

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2002.5.29(水)つれづれ

「こんなおいしいご飯は久しぶりだ」と友だちが言った。昨日もおいしい中華を一緒に食べたばかりだったから、「昨日食べたじゃん」と言ったら、「米の飯という意味です」と訂正された。

「米の飯」という意味で使った「ご飯」を「食事」と勘違いしただけのことだ。

なのに、なんとも悔しいような、情けないような、ばつの悪い思いがこみあげてきた。激しい思いで、自分で驚く。こんな些細な勘違いでも、自分で許せていないらしい。

♪♪♪♪♪♪♪

「実は受け入れられない」と懸案の人にメールを書いた。書きながら、頭が痛いような、熱いような感覚がずっとあった。しばらくガマンして感じていたら、抜けていった。

やっと言えた……という気持ち。

でも、今朝メールあけるときはびくびくしてた。返事が来ていたらやだな〜と思って。

ネガティブな思いを抱くことは多い。受け入れられる範囲が狭いんだなぁ。でもそのことをどうやって相手に伝えればいいんだろう。相手にショックを与えないように……表現を考えあぐねてしまう。難しいね。

♪♪♪♪♪♪♪

ゲリーの「光の十二間」「人類アカシア全史」「第三次世界大戦、始まる!」を続けて読んだ。誰かに信者がついて、その数が増えて期待が高まってしまうと、その人は変質していく……というようなことが書いてあった。サイババもそうして変わっていったのだ、と。

「この人に救ってもらう」という依存や期待の力の恐ろしさ。それがアンチ・キリストをうむ力でもあるんだろう。トートはそうして生み出されて来たんだろう。ベリアルが転生してトートになり、いまアンチ・キリストとして世に出てくる、という。

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脳卒中で倒れた方、土曜日に亡くなったそうだ。ダンナはだいぶショックを受けている……かも。

♪♪♪♪♪♪♪

2人の人間がいて、片方がエネルギーを引いてしまうと、もう片方はそこを埋めるべくエネルギーを繰り出すのだと思う。それがイライラや攻撃を生み出すようだ。わりと自動的に起きてしまうことに思える。

おどおどしているとつけこまれる、ってこういう仕組みなのか。

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そういえば、赤ちゃんと一緒にアーとかウーとかキャハとか言ってみたら、すごく気持ちがよかった。退行する必要がある??

♪♪♪♪♪♪♪

視力が悪いことに関連して、いろんな不安がある。どっかにぶつかるんじゃないか? 面白いこと、大事なことを見逃すんじゃないか? 目的地にたどり着けないんじゃないか? ちゃんと生きられないんじゃないか?

ん? ちゃんと?? ……どういうことなんだろう?

ゲリーは葛藤を静かに見つめるように、と言う。たぶん自分の欠点もおんなじだと思う。静かに見つめると消えていく。

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2002.5.30(木)相手はそのままに

友だちAからの手紙ってキライなの。会うとそうじゃないんだけど、なんか投げやり。乱暴で人とコミュニケートする気がないみたい。ヒリヒリと心に突き刺さる。

メールで一方的な質問ばかりしてくる人もいて、私は無料のお答えマシーンなのか、ゴミためなのか、と思ってしまう。

ほんとはすごく怒ってる……気がするけど、肩や首の後ろあたりで自動的にとめているみたいだ。ずーんと痛く熱くなる。解除できるともっと楽になるんだろうなぁ。

相手に伝えてみるつもり。……でも相手は罪悪感をもっちゃうかもしれない。単に「ごめんね、受けとめきれない」と伝えるのか、「怒っているようだ」とも言うのか?? どうしたらいいんだ。

どこかにまだ「試練に立ち向かってこそ、成長する」という気分がある。なんかいろんな考えがゴチャゴチャしてしまってる。まだまだ試行錯誤するんだろうな。

瞑想していると、「そんなに深刻なことか?」と。一人で家に籠もっていると、暗くなる。重くなっちゃう。外に出るのはいいことみたい。

♪♪♪♪♪♪♪

双方向のコミュニケーションができない場合がすごく苦手。インナーチャイルドが泣いてる。

「あんたが悪いんじゃないよ。そういう能力がない相手だっただけだよ」と言ったら、すごくホッとしたようだった。辛く感じていいんだよ。隠すことない。当たり前のことなんだからって。

♪♪♪♪♪♪♪

相手を変えようとしない。そのまま、ありのままのその人を認める。

なかなかできないんだよね。「こうしたらいいのに」「ああしたらいいのに」と思ってしまう。こういう思いはアンチ・キリストに通じる……。

「人の役に立ちたい」「救ってあげたい」という気持ちは、時としてその人本来の力を萎えさせてしまう。依存させるようにし向けてしまう。その人の中に成長する力があることを忘れさせてしまう。それこそアンチ・キリストなんだ。

いまのミテは危険。セラピーをしない方がいいんじゃないか、と思う。再開するのなら、その人が自分の力でその人らしくなっていくセラピーがいい。まだいろいろ考えてみよう。

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2002.5.31(金)よれよれ最悪

あーあ、「受け入れられない人」から返事が来ちゃった。「すべての人を受け入れられないなんてプロとしてどうか」なんて非難された。そういう言葉を受け入れるのは大変かも……。眠れない。

必死でこう思う。「なんとも下手くそだったけど、ずっと考え悩み抜いてやってきたんだから、そういう自分を褒めて受け入れてあげたい」。ああ、辛い。

ヒーリングを始めると聞いているので、理想論でできるもんか、なんて考えてしまう。自滅しやがれ、とか。ネガティブな思いがグルグル。

昨日、ほんとうに久しぶりに「癒しの光」(バーバラ・ブレナン著)を開いてみた。「誰にでも受け入れられないクライアントはいる」「自分のネガティブなところをかくさない。愛を実践しようとする途上でネガティブな部分に気づくのは大変なことだけど」「自分を好きになりましょう」……というような箇所にぶつかった。

心強い。これを読んでいなかったらもっと大変だった。感謝。

♪♪♪♪♪♪♪

こちらがふった話題になんのレスポンスもないと、無視されたと思ってしまう。過剰反応だとはわかるけど……。はぁ、どうすればいいんだ。

♪♪♪♪♪♪♪

もう一人のちょっと訳のわからないメールに返事をする。なんて書けばいいんだろう……と考えていたら、首の後ろが痛かった。またまた怒りを抑えて、「いい人」になろうとしてる? ……そうなのかも。

返事を出したら折り返しメールが届いた。それは返事というものではなくて、まったく関係のないことが一方的に書かれていた。

もしかしたらミテ宛ではなくて、なんかのメール・マガジンが紛れ込んだのかと思ったほど。ショックで耳が聞こえにくくなってしまった。対話をのぞんでいるわけではないのね……。まったく理解できない人を引き付けてしまった? はぁ、弱り目に祟り目。

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