2002.8.9 更新

2002.6.23(日)帰宅

朝10時ごろ出発。車に灰が積もってる。またもや近隣で山火事が起きているもよう。走るにつれてわかってきた。山の上から煙が出てる。少なくとも今回のドライブで3回目。自然現象ではあるけれど、ほんとうに今年は乾燥しているということなんだろう。

どこでもドア途中、事故渋滞。高速道路といっても高架ではないので、脇を併走する道路に脱出する車がたくさん。やつらにかかっちゃ、どこでも出口。なんともワイルド。

1時半、デンヴァーの大島ラーメンに到着。出発日に食べられなかったから、念願叶って満足。

帰宅は午後3時20分。

本日の走行距離297.7マイル(536.3キロ)
全行程2317.7マイル(3708.3キロ)

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2002.6.26(水)どっちが原因?

最近、太り気味。やだなぁって思う。そして浮かんできたのは「太っていて恥ずかしいから、人に会えない」。

あれ? 逆かも。「人に会わなくてすむように、太ってきている」のでは?

それってなんかかわいそう。人が本当にイヤなんだ。

♪♪♪♪♪♪♪

どんな人も、自分の道を通って合一へと向かっている。人のことをとやかく言わないの!

わかってるけど……。

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2002.6.27(木)女装願望?

ほとんどジーンズとかしかはかないけど、ほんとうはヒラヒラふわふわしたスカートが揺れるのが好き。でも自分は可愛くないから……などなどいろんな理由を付けて、気恥ずかしさもあって、ずうっとスカート好きっていう気分を抑圧してきた。

「女である」ことを恥じるように、隠すようにという意識が強い。時々生理痛がひどいのも、そのせいかもしれない。

隠し持っていた(?)インド綿のスカートを家でコッソリ着てみた。うれしかった。もしかすると女装する男の人や、赤ちゃんのマネをするオジサンと同じような心境なのかもしれない。彼らはヘンタイといわれてしまうが、ミテがスカートをはいていても誰もヘンタイとはいわない……。なんだか悲しい。

女性である自分を好きになること。人間を好きになること。

女性性を認めていないのは、母の影響が強い。女性歌手がちょっとセクシーなドレスを着ているのを見て、「女を売り物にしてる」と掌を返したように嫌い始めた母。それなら「超セクシー」なチュチュを着るバレエをやらせるなよ、と思った。初潮の時は「面倒くさい」と言われてショックだった。母自身が女性性を受け入れていなかったのかも。

学校がカトリックだったのも関係ある。制服は「からだの線を隠すもの」だった。

今現在も昔もあんまり女性っぽい体つきではないし、子どもを産むなんて「忌まわしいこと」という認識しかなかった。改善してはきてるけど、拭い去ることはできてない。

それを軌道修正せよ、とでもいうように女ばかりの学校に入り、女性の多い職場に行ったのだろうか?

親や学校や社会から言われたたくさんの言葉にショックを受け感化されてきたんだろう。そのショックをきちんと認めて意識化しないと体型や生き方、感じ方まで全部支配されてしまう。意識化、気づきがカギだ。自分らしく生きるために。

♪♪♪♪♪♪♪

いままで過酷な過去生が何度もあって、何度も精神を病んできたらしい。それで精神疾患の本に惹かれて読んだりするんだな。

ひどい扱いを受けて、人間を嫌いになった。恨んで憎んでいる。そして自分が人間であることも嫌っているんだろう。自分を殺したいという気持ちがあるのと関係がありそうだ。

ワイオミング州が好きなのも、人間が少ないから。ゲリー・ボーネルはこれから地球の人口が減る、と言ってる。アセンションもあるし、亡くなる人も増えるし。それを聞いてうれしくなってしまったのもそうだ。グランド・キャニオンの人混みにうんざりしたのもそうだ。

人ゴミがきらい。「人=ゴミ」と思っているのかも。

もっとこの気持ちを受けとめて、見つめてあげなくては。くれぐれも否定したり、戦ったりしないこと。認めて抱きしめてあげよう。

♪♪♪♪♪♪♪

人は生まれる前、過去生をふりかえって課題を設定する。その課題をクリアするために最適の親、国、時代、文化、身分、兄弟、友人を選ぶのだろう。そして子供時代にその課題を明確にする。親や社会、学校の先生の言うこと、言葉とは裏腹の態度、理不尽なこと……なんでも無意識のなかにためこむ。そして、ためこんだことに自動操縦されながら人生を歩み始める。

そしてある日気づく。自分のしたいことをしていない、と。それがカギだ。自分の言うこと、態度、伴侶、職業……すべてが「誰かの言ったこと」にしたがっていると気づいたとき、自分を取り戻そうとし始める。

生きるのはそういうプロセス。どこまで自分になるか、なのだろう。

親からひどく傷つけられた、という恨みがたくさんあったけど、結局、親もその仕組みの中でアップアップしてるだけ。恨むより、仲間なのかもしれない。

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2002.6.29(土)さくらまつり

おととい、改造オープンカーを見た。ホンダのちょっと古い車(CRXっていうのだと思う)の屋根部分を引きちぎって取ったような。切り口も生々しい、つーか。学生風の若い男が運転していた。すげー無茶をする(^^;。彼は得意そうだったが。

♪♪♪♪♪♪♪

スティーブと待ち合わせて、桜祭"2002 Cherry Blossom Festival" をのぞきに行った。今年は第30回だったそうだ。場所はデンヴァーのサクラ・スクエア。日系スーパーマーケット、食堂、床屋さん、本屋さん、歯医者さんなどがある一画。そうそう! お寺もあって、今日はそこにも入れたの。前の道も封鎖して、テントに出店が。着物や小物・器を売っていたり、「変な外人」とプリントしたTシャツを売っていたり(^^;。

生け花、盆栽の展示、茶の湯の体験、空手や合気道、柔道の模範演技、盆踊り、民謡、お琴、カラオケなどいろんな企画があった。

狭い一画ではあるけど、けっこう賑わっていてワンワン活気がある。日本人、日系人(英語だったり、かなり英単語混じりの日本語だったりですぐわかる)はもちろん、白人黒人ヒスパニックなど外人(というのも変だが)もたくさん。日本に関心をもってくれてるんだ〜ってビックリ。

という私は生け花、茶の湯、空手、柔道、合気道、盆栽、お琴、和太鼓、民謡、詩吟、俳句、陶芸、着付け……のどれもできないけど。小唄も全然唄ってないしなぁ。どこらへんが日本人なんだって気もするが。細かいことにクヨクヨする、とかかな。

♪♪♪♪♪♪♪

初めてフォート・コリンズに来たとき、「なんだ木がはえるんじゃん」って思ったけどどうやら違う。人間が水をやってはじめて保てる環境。スティーブも「基本的には砂漠だから」と言うし。

バッドランズ国立公園の資料を読み返していたら、プレーリー(草原)ももとは森林だったとあった。環境が変わって、木が生き残れなくなり、かろうじて草が生き延びているのだそうだ。化石の森国立公園もいまは砂漠。でも木の化石がゴロゴロしてるってことは、もとは森林……。

砂漠化は地球全体で大きな問題になってる。耕地が減り、食糧生産は落ち、人間が住める場所が狭くなる……。アフリカとか中国とか、別の世界の話のように思っていたが、ここらへんも砂漠化の過程にあるのかもしれない。どれくらいの時間単位なのかはわからないけど。

♪♪♪♪♪♪♪

ダンナと二人で買い物に行って気がついた。ミテって、ダンナに遠慮してるとこがある。お店でみたいものがあっても、彼は興味がないだろうと思うと言い出せない。うちの母も父に遠慮しているが、おんなじようなことを自分もしている。

自分の希望を伝える練習をしよう。

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2002.6.30(日)メディシン・ボウ

7月4日はアメリカ独立記念日。会社(って言っても、ダンナたちが一緒に仕事をしている、間借りしている「への十八番社」(仮名))は一週間お休み。オフィスに来るなら届けを出せ、というので彼もお休みをとることに。けっこう間近になってお知らせがあったので、降って湧いたような休暇。

アリゾナ旅行から帰ってきたばかりだけど、今回は北に向かいグランド・ティートン国立公園、イエローストーン国立公園を目指す。

というわけで、のんびりと午後1時半に家を出た。ついでにゴミ捨てに行くと、高さ2メートルもあるような木の鉢植えが捨ててある。これはあんまりじゃないかい? 二人で3階まで運んで、バスタブに水を張って安置。帰るまで待っていてね〜。

Country RoadNoodles & Company でお昼を食べて出発。カレーヌードルとストロガノフなんとかがおいしかったな。

今回はUS-287 を北上して、ワイオミング州のララミーに行く。ララミー牧場とやらがある町だと思うのだが、どういうところかはよく知らない。ここで、高速道路I-80 (はるかNJに通じてる道。ちょっと懐かしい〜)にのって西へ行く道もあるんだけど、景色がよいという州道130を行ってみよう。

雪渓がなんとそこはMedicine Bow National Forest という国立森林公園なのだった。家から100マイル、2時間ほどでインフォメイション・センターに到着。ステキな山。スキー場もあるらしい。

さらに40分行くと、山の頂上(だよな)に。標高3,200メートル。樹林限界を超えている。すばらしい景色。涼しい。池が点在していて、高山植物は花盛り。マーモットなのかな、遠くに小さな動物も見える。

こんなところがあったなんて。来てよかった!

I-80山を下りて、Saratoga という小さな町を通って北上。出口235でI-80 に乗る。……州道130を走っているときから、前方に高速道路を走る車がよく見えた。遮るものがなにもない(=写真左)。ただ草原(砂漠?)。人工建造物もない……。広い。

この前ワイオミングに来たときは、I-25 を通った。やっぱりなんにもないような土地だったけど、ちょっとした町は点在していた。スティーブがいうほど「なにもない」場所じゃないジャン、と思っていたんだけど……ここはまさになんにもない!! 砂漠だ〜っ! びびびびっくり。

と、突然運転中のダンナが吠えた。「うぉっ!」。

つづく。

じゃなくって、中央分離帯を走る動物が! おい、ここは高速だぞ〜。わぁ、こっちに来るぅ〜! 化石の森で見たプロングホーンがとっとこ駆けている。幸い、車が少なくて安全に、やりすごすことができたけど、びびびびっくり。

あの子は無事に高速から出たかしら……。

午後7時50分、Rock Springs という町に到着。例によってベスト・ウェスタンに泊まる。

晩ご飯は看板をたよりにChina King Buffet。102出口を出て右折。一つ目の信号を左に行ったところ。中華っていいよね。世界中にあるからありがたい(アフリカではほとんど中華ばっかり食べた)。

本日の走行距離308.9マイル(494.2キロ)。

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